コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

南知多花ひろばと蔵の町半田に行ってきました。

2013-08-04 22:06:40 | 旅行
愛知県のひまわり畑の名所に南知多町の花ひろばがある事を知りました。広くなだらかな丘に1年を通じて色々な花が楽しめるという所です。
入園料がかかりますが花を摘んで帰れる特典もあります。見るだけでなく家でも楽しむ事が出来ます。

この時期の見頃は一番売りのひまわりと松葉牡丹とポーチュラカです。ポーチュラカは午後になると花が閉じてしまうので午前中勝負です。
昨日悲しいお知らせが「現在咲いている、ひまわり畑は満開を過ぎ見頃を少しすぎております。また、次のひまわり畑が開花する予定でございましたが、現在、開花が遅れております。」ってHPで報告がありました。どんなものかわからなかったので妻と一応行く事にしました。

浜松から1号線浜名バイパスからから愛知県に入り先日できたばかりの23号線の豊橋バイパスを通り蒲郡・西尾・碧南を通り衣浦海底トンネルを抜け半田から南知多半島道路に入り終点からおよそ5分で到着します。
かなりの人たちが訪れていました。出て来る人たちはひまわりを摘んでもって帰って来ました。

園内に入るとカラフルにポーチュラカと松葉牡丹が咲いています。富良野のラベンダー畑並と言っては言い過ぎですがきれいに並んで咲いています。
午前中勝負のポーチュラカにも無事対面できました。

 
松葉牡丹とポーチュラカがきれいに咲いていました。

 
松葉牡丹(左)とポーチュラカ(右)

問題のひまわり畑ですがHPの発表通り開花したものは見頃を過ぎて次のひまわりはまだ開花していません。丁度端境期に来てしまったようでした。残念です。咲いていたらさぞ綺麗な景観だったでしょう。
また来るときのお楽しみが増えたって事にしましょう。

残念ながらひまわりは難しかったです。

この後花ひろばをあとにして師崎から北上しました。

師崎から三河湾方面。ここから篠島や日間賀島に行って魚料理なんか食べたかったですね。

知多半島の中心都市半田市に入り突然煉瓦造りのレトロな建物を発見しました。ここに行ってみると「半田赤レンガ建物(旧カブトビール工場)」だそうです。
1898年丸三麦酒株式会社のビール工場として赤レンガ建物は誕生。明治建築界の三巨頭の一人である妻木頼黄の設計です。
建築物としての重要な点は
 ・現存数が極めて少ないビール工場の遺構であること。
 ・レンガ造りの建物としては、日本でも5本の指に入る大きな規模の遺構である事。
 ・明治の先駆的で著名な建築家 妻木頼黄の作品である事。
 ・耐震建築の先駆的実例である事。

更にこの建物、安定した温度と湿度を必要とするビール醸造工場として建てられ、現在では例を見ない中空構造を持つ複壁(2重~5重)屋2重3重構造の多重アーチ床(断熱耐火床)を有しているので、室全体が外気から断熱された構造になっています。なるほどこの建物内この暑さでも涼しく感じます。
 先人の技を感じました。

せっかく半田に来たので運河沿いの蔵を見に行きました。
 国盛 酒の文化館
江戸時代からの酒造りの道具や資料が展示されていました。きき酒もできますが今日は車の運転でしたので甘酒だけにしました。


小栗家住宅。国の有形文化財に登録されています。蔵の町観光案内所になっています。


魚太郎蔵の町。魚料理の店です。

 
運河沿いのミツカンの蔵です。落ち着きを感じます。


キッコートミ。醤油造りしている建物です。

サラッと半田を回ってきましたが、名古屋に住んでいた時一度も訪れていない町でしたが歴史を感じさせる建造物がゆったりと流れる運河に映って心なごむ風景を見せてくれました。行った事が無い所に行くって楽しい事ですね。

知多半島って名古屋時代にあまり行っていない地域でしたがなかなか楽しみを与えてくれるところでした。次回はもう一度花ひろばのひまわりにリベンジしたいし、日間賀島に渡ってタコ料理なんてのもいいですね。