遥かなるピリカヌプリを求めて

ピリカヌプリに行ったので、次は1839!

栗山小林酒造の酒蔵まつり

2012年04月16日 | あれこれ

先週末は栗山小林酒造の酒蔵まつりに行ってきた。11時20分発栗山行き高速バスの乗降口は既に長蛇の列ができていたが、増便された2台目のバスに何とか乗ることができた。栗山までは1時間半、うとうとしているうちに栗山駅前に到着していた。

酒蔵まつりは、栗山に住む従兄弟に会う貴重な機会となっている。こういうこともないと会う機会もなく、山登りの予定をキャンセルして駆けつけた。記録的な豪雪で、栗山町内はまだ辺りに多く雪が残っていたが、快晴で風もない穏やかな陽気で最高のイベント日和となった。

会場は多くの人でごった返していたが、半日居座るための場所取りをする。今年で5回目ともなると要領も得てくるものだ。何度も往復してタダ酒で気持ちよく半日を過ごした。


初心者のGPS考

2012年04月03日 | あれこれ
山の道具や登山技術は先人の知恵により熟成されてきた。かなり緻密な理論的裏付けもなされている。初心者の自分としては、それらを謙虚に受け止めなければいけない。しかし、道具の進歩も日進月歩、安全を守るするための道具も変化している。三種の神器といわれるビーコン、ゾンデ、シャベルはその代表格で、少し前は使う人はいなかった。目的が全く異なる携帯型GPSも進化を続けているが、現在のところ、持たずに山に入るな!ということにはなっていないように思う。

GPSは現在位置の測位技術をベースとして、それに地図情報が加えられカーナビに発展した。携帯用GPSも目指すはカーナビであると思われるが、画面の大きさやバッテリの動作時間の関係で、使い勝手は大きく制限され、それらを補う使い方が求められる。

紙の地形図とコンパスで地形を読みながらルートファインディングするという基本をGPSがとって代わることはないとは思うが、その一部を補う使い方としての応用範囲は広い。特に高度表示は重要な情報のひとつである。トラックログで山行を正確に振り返りることができることもGPSならではの使い方だ。

ルートファインディングのために地形図とコンパスをしっかりと使いこなすことができるようになることは、自律する登山者への出発点であると思うが、その上でGPSによって更なる安心や利便性を得ることができれば、それに越したことはない。雪山でホワイトアウトとなった時には、晴れるまで待てというのがセオリーで、GPSがあるから直ぐに行動してもよいという人はいないと思うが、直ぐに行動しなければならない場合には、GPSはたいへん心強い道具であることに疑いはない。

自分の場合、あまりにGPSに頼りすぎて地図やコンパスを使う機会がめっきり減っていった。今でもカシミールを使ってGPSにルートを登録し、視認性を考えて1/25000の地形図をマップカッターで切りだして格納して山行に臨んでいるが、基本的には紙地図とコンパス、そして必要ならルート旗をつけて行動するようにしている。しかし、最後の砦としてGPSを持ち歩いていることの安心を手放すことは最早できない。

地図やコンパスがあるから安全とか、GPSがあるから安全ということではなく、インターネットなどでルートを事前に調査するとか、天気の良い日を選ぶとか、トレースの残っている時期を選ぶとか、いろいろなことのひとつにGPSがあるのではないだろうか。


「羆撃ち」を読んで

2012年02月28日 | あれこれ
久保俊治さんの「羆撃ち」(小学館文庫)を読んでいる。
ひとりで山登りをしていると、最もこわいなと思うのがクマである。そのため、多くの書物からクマに出会ったときの心得を学び、万が一襲ってきたときの備えとしてクマスプレーを持参している。

最近近所の本屋さんでこの本を見つけて、通勤電車で読んでいる。
この本は狩猟を生業としていた久保俊治さんの青春時代から猟犬フチとの別れまで、その生き様を描いたノンフィクションである。本を読んでいると、そのみずみずしい文章が久保さんと一緒にクマを追いかけているような気持ちにしてくれる。そして、動物を仕留めたあとの行為は驚きと畏敬の念を抱かせる。

だからと云ってクマが怖くなくなったということではないが、何かいとおしいものという気持ちが増してくる。
長期間山の中に入って、ビバークしながら獲物を追いかけ完全に自然と同化している様は、自分が山登りを始めた根源的な動機に通じるものだ。夏になったら、シュラフカバーとツエルトで山中泊しよう。

インフルエンザ

2012年02月19日 | あれこれ
知らぬ間にインフルエンザに罹ってしまった。
高血圧の治療で毎月通院している先で念のために検査してもらったところ、B型インフルエンザだと告げられた。ここしばらく風邪気味だったので、その時にうつってしまったのだろう。

B型は、高熱などの重い症状が出るA型とは違い、激しい症状はなく腹痛などの症状が出るらしい。今のところ腹は痛くない。そのため、週末の山行はすべてキャンセルとなってしまい、家の中に隔離されている。

しかし、貯めていた本を読む機会ができた思うと、ふとんの中で静かにしている週末も悪くないなと思う。

短縮講習

2012年02月16日 | あれこれ
平成24年2月15日(水) 手稲自動車試験場

速度超過違反で30日間免停の期間を短縮する講習を受講してきた。

朝8時40分までに行くため家を7時に出て、試験場には8時15分頃に到着した。試験場には多くの人が来ていたが、短縮講習を受講する人は10名、見た感じ普通の人たちであった。ここに来る人は、30キロ以上に速度超過ばかりではなく、事故を起こして点数が6点を減点された人もいる。

講習は、座学とシミュレータによる模擬運転、最後に試験を行い、42点満点中36点以上取らなければ期間短縮にならない。簡単な問題だと思っても”もしも”と考えてしまい、座学には熱がはいった。運転シミュレータでは危険な6場面の運転を行うが、最初からバイクをはねてしまった、隣でも人をひいて、思わず悲鳴をあげている人もいた。横断歩道の場面では、10人中7名が歩行者を優先せずに通り過ぎてしまった。結果は、A~Eランクの最低Eであった。この結果は、合格、不合格に影響はない。

最後の試験は、40問の問題を20分かけてマークシートで答える。常識で分かる問題が多いが、覚えていないと答えられない問題もあって、しっかりと座学を聞いていたので無事に合格することができた。しかし、1名の方が36点に満たなかったようだった。

罰金と講習会の費用でとても手痛い出費をした。また、1年以内に交通違反で4点減点されると、今度はいきなり60日の免停となる。二度と来ないと誓って試験場を後にした。