遥かなるピリカヌプリを求めて

ピリカヌプリに行ったので、次は1839!

中山峠~喜茂別岳~並河岳~中岳~無意根山~豊羽鉱山

2013年04月30日 | 登山:札幌近郊
平成25年4月21日(日) 喜茂別岳~無意根山縦走

快晴の中、札幌50峰完遂を目前としたUさんを含めた会のメンバ3名と喜茂別岳~無意根山を縦走してきた。

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(これから登る山をバックに写る筆者)

元山(豊羽鉱山)にクルマをデポし、中山峠に移動して中山無線中継所への林道をスタート、東から射し込む朝陽に照らされて輝く真っ白な雪面がまぶしい。無線中継所を過ぎて林を抜けると横一列に並んだ喜茂別岳、並河岳、中岳、無意根山が正面に現れ、一同その風景に見惚れる。

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(喜茂別岳を登っています、先頭はJさん)

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(喜茂別岳に到着しました、羊蹄山をバックに記念撮影)

山スキー初心者の自分にとって最適な斜度のなだらかな斜面を飽きるほど登りつめるとやがて喜茂別岳に到着する。基準点のあるところよりも少しだけ高い地点まで行って休んでいると下の方から爆音を響かせてスノーモービル隊が通り過ぎ、並河岳の北側の方に向かっていった。

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(並河岳を目指しています、Tさんは右側を巻いて行きました)

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(並河岳山頂のJさん)

喜茂別岳から並河岳は一度コルまで降り150メートルほどの登り返しとなるが斜度は大したことがなく、樹木の生えていない斜面を一直線に登ることができる。並河岳を100メートルほど下がって再び稜線上を登っていくと徐々に岩峰の中岳ピークが見えてくる。

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(遠くに中岳が見えてきました、目標ができると自然と元気がわいてきます)

岩峰ピークには雪がたくさん残っていて、雪の斜面を登って簡単にピークに登ることができた。無意根山を見ると2人ほどの登山者の姿が確認することができた。おそらく、むこうからもこちらを見ているのであろう。中岳ピークのすぐ下のところでしばしのんびりと春山の至福の時間を過ごした。

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(中岳到着、なかなかの迫力です)

再び100メートルほど下って無意根山への標高差200メートルの最後の斜面を登る。ここで始めてカカトの段差を高くした。しかし、ここでも一直線で登れる程度の斜度で、最後まで結局一度もキックターンをしなかった。無意根山のピークに到着すると、反対側から柴犬を連れた単独の登山者が登ってきたので、記念写真のシャッターをお願いした。ちょうどそこ頃から雪が降リ始めて気温も徐々に下がってきたのでシールを剥がして速やかに下山を開始した。

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(中岳山頂、Uさん札幌50峰達成!)

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(最後のピーク無意根山です)

途中細尾根のところで登り返しもあったが、右手に長尾山を見ながらほぼ夏道をたどり、長尾山に寄ったJさんを待って一緒に下山、夏道を逸れて右手の沢状の急斜面を下った。1ケ月ほど前はフワフワだった雪質も今回は水分をしっかりと吸った重たい雪のためスキーコントロールに苦労したが、他のメンバはスイスイと滑り降りていた。最後は林道を下ってクルマをデポした登山口まで一気に降りた。

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(無意根山でまたまた記念撮影、さすがに疲れた表情をしています)

移動距離は約20キロとかなりのロングコースではあったが、厳しい斜面もラッセルもなく、終始気持ちよく歩くことができた。これも春山のこの季節と絶好のお天気のおかげである。今でも日焼けで顔の皮膚が痛い。

s-喜茂別岳~無意根山
(今回のトラックログ、ずいぶんと歩いたなあ)

〔コースタイム〕※休憩時間を含む
中山峠 6:00
喜茂別岳 9:15
並河岳 10:20
中岳  11:45
無意根山 12:50
元町 14:45

以上



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