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2016-09-01 | Weblog
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また 石鎚山

 8月27日、石鎚山に登った帰りのバスの中でのことです。
バスの乗客は十人ほど、全員石鎚山の登山者でした。
西条に向かう道路は道幅が狭く、法定速度を守っているバスの後ろには後続車が連なり、バスはときどき道路の左側に停車して後続車に道を譲っていました。
 何度目かに左に寄り停車したとき、運転手さんが携帯で話をしだしました。着信があったようです。
何か緊急の用事かなと思っていると運転席から立ってきて「お客様のなかで、泉屋さんにタブレットを忘れた方はおられないでしょうか?」とたずねました。
泉屋さんはロープウェイ下バス停横のみやげもの屋さんです。泉屋さんがバス会社に連絡し、バス会社から運転手さんに連絡が入ったようです。
4~5人の人がリュックを確認しています。タブレットを 地図代わりにお遍路している人を見たことがありましたが、今の時代、こんなにも多くの人がタブレットを持って登山しているのかと、おどろきました。
 結局、乗客の若い女性のものだということが判り、泉屋さんが車で追いかけてきてくれることになり、女性は途中でバスを降りました。
その女性にとってタブレットは単なる地図代わりではなかったでしょうし、いろいろな大切なデータが入っており、なくてはならないものだったでしょう。
ますはよかった、バスの中のひとコマでした。
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