今日は二十四節気の「冬至」、一年で最も昼の時間が短く、太陽の力が一番弱って
いるとされる日ですが、逆に言えば、今日から昼の時間が伸び始めるにつれて、
太陽が次第に力を取り戻し、運も向いてくるとされています。
陰陽説によれば、冬至は最も「陰」が極まった地点で、そこから反転して再び「陽」の
力がきざしてくることを 「一陽来復」といいます。
やがて巡り来る春と、幸運を待ち望む人たちの気持ちが良く表れている言葉ですね。。
「一陽来復」、ベランダから観た今朝の朝日です。
古代には冬至が一年の始まりとされており、古代で言えば今朝が初日の出?
冬至といえば、昔からゆず湯に入ったり、南瓜を食べたりする風習がありますが、
これも衰弱からの再生という意味合いがあったようです。
また柚子湯には、柚子の香りや薬効で体を清める禊の意味もあったそうです。
庭先で実る柚子。
「冬至、冬なか、冬はじめ」、という言葉がありますが、本格的な寒さは
まだまだこれからです。
今日の夜は、南瓜を食べて柚子湯に入って、ゆっくりと一年の疲れを
癒やして温まりましょう!