庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

「一陽来復」、「冬至」の朝日

2015-12-22 10:43:58 | 日記・エッセイ・コラム

今日は二十四節気の「冬至」、一年で最も昼の時間が短く、太陽の力が一番弱って
いるとされる日ですが、逆に言えば、今日から昼の時間が伸び始めるにつれて、
太陽が次第に力を取り戻し、運も向いてくるとされています。

陰陽説によれば、冬至は最も「陰」が極まった地点で、そこから反転して再び「陽」の
力がきざしてくることを 「一陽来復」といいます。

やがて巡り来る春と、幸運を待ち望む人たちの気持ちが良く表れている言葉ですね。。

一陽来復」、ベランダから観た今朝の朝日です。

古代には冬至が一年の始まりとされており、古代で言えば今朝が初日の出?

冬至といえば、昔からゆず湯に入ったり、南瓜を食べたりする風習がありますが、
これも衰弱からの再生という意味合いがあったようです。

また柚子湯には、柚子の香りや薬効で体を清める禊の意味もあったそうです。

庭先で実る柚子。

「冬至、冬なか、冬はじめ」、という言葉がありますが、本格的な寒さは
まだまだこれからです。

今日の夜は、南瓜を食べて柚子湯に入って、ゆっくりと一年の疲れを
癒やして温まりましょう!

 

コメント (1)
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