晩秋から冬への季節の移り変わりを一番感じるのは、日暮れ時が驚くほど早く
なっていることで、ふと気が付くともうあたりは真っ暗で、あわてると実際はまだ、
夕方の5時だったりします。
「短日」とは、日の短さと、日暮れ時の早さを云う冬の季語ですが、冬はやはり
この言葉を実感として感じる季節です。。
「冬木立」とは、葉を落として冬の空に丸裸になった幹や枝をさらし、立ち並ん
でいる冬枯れの木々のこと。
いかにも寒そうで、なんともさ淋しそうな風情を感じる言葉です。。
冬木立の中を沈む夕陽。
冬の茜空の中をカア~カア~と鳴き交わして、ねぐらに帰って行くカラスたち。。。
とは言うものの、日暮れの時間はもうすでに反転して、日没時間は毎日少しづつ
伸びています。。 明日はいよいよ陰陽が反転する冬至です!