庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

釣瓶落としの秋の夕陽と富士

2016-11-06 08:13:58 | 日記・エッセイ・コラム

秋が深まるに連れ日沈時間も毎日1分くらいずつ早くなり、夕方4時半過ぎには
もう日が
沈み、あっという間に暗くなってしまう・・・ 

昔から「秋の日は釣瓶落とし」と言わるが、その通りだと実感する季節になった。

今の若い人たちは、井戸や釣瓶(ツルベ)と言っても、何それ?と知らない人も
多いと思うが、私の子供時代の昭和30年代頃は実家ではまだ水道も普及して
いなくて、庭先の井戸から竿の先につけた鶴瓶(バケツ桶)で井戸水を汲み上
げて風呂や炊事、洗濯等生活用水に使っていた。

風呂は五右衛門風呂で薪を焚いて沸かしていた、五右衛門風呂は文字通り
鉄の湯釜なので、釜
に直接肌が触れると熱く、下駄を履いて風呂に入る??
様な話もあったが、実際は湯釜
の底に木製のすのこを置いて入浴していた。

子供の頃は井戸から風呂の水汲みや薪割り、風呂焚き等の手伝いをさせられ、
結構
キツくて辛い仕事だったが、今となっては懐かしい思い出での一つである。。

昨日の夕陽と富士のシルエット。

夕陽に浮かぶ富士山のシルエット。

綺麗な秋の夕陽は、どこかもの悲しさも感じさせる。。

PM:4:38 山の端に日が沈みます。

ススキと富士。

夕日が沈んだ空には、三日月が。。


 

コメント (2)
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