冬枯れの拙庭にも、少しずつ春の兆しが感じられるようになってきた 。
昨年の春、新潟の実家に田植えの手伝いに行った際、長兄が育てていた
雪割草を一株持ち帰ってきたが、ズボラな私は手入れもせずほったらかし
にしていたので、もうほとんど枯れたのかと思っていたのだが・・
ふと観ると、赤い可愛い花が一輪だけ咲いているではないか!♪
まだ雪の残っているころに、雪国の里山の雑木林の斜面や、山地の林床で
ほかの花に先駆けて、雪を割るようにして咲き出し春を彩る雪割草。
一輪だけ咲いた雪割草。
白や桃色、赤や紫と色とりどりの花を開くことから多くの人に親しまれている。
そんな雪割草の花を眺めていると・・昔、少年時代に安達明が歌った青春
歌謡の「春を待つ少女」の歌詞とメロディ が懐かしく浮かんできた。。
「春を待つ少女」
歌:安達明 昭和39年12月発売
作詞:西沢爽 作曲・編曲:遠藤実
♪ 雪割草に 口づけて
はるかな山を 見る少女
ひとりぼっちは さみしいけれど
ほら ほら すぐに花咲く春が
青い 青い あの尾根に
ほら ほら
君の瞳にも
♪ 手編みの 白いセーターに
包んでいるは どんな夢
そっと誰かを 思っていたら
ほら ほら きっとみどりの風が
甘い 甘い さゝやきが
ほら ほら
君のこゝろにも
♪ 悲しいなんて 泣いたなら
なおさらつらく なるだけさ
春を待とうよ 肩よせあって
ほら ほら 光る陽ざしの春が
若い 若い 太陽が
ほら ほら
君のえくぼにも
包んでいるは どんな夢
そっと誰かを 思っていたら
ほら ほら きっとみどりの風が
甘い 甘い さゝやきが
ほら ほら
君のこゝろにも
♪ 悲しいなんて 泣いたなら
なおさらつらく なるだけさ
春を待とうよ 肩よせあって
ほら ほら 光る陽ざしの春が
若い 若い 太陽が
ほら ほら
君のえくぼにも
YouTubeより共有
この曲はあまりヒットはせず、ご存知ない方も多いと思いますが・・
雪国の厳しい寒さのなかで、肩よせあって春を待った少年の日々が懐かしく
思い出されるようで・・ 何だか希望が湧いてくるような気がします。。
安達明は、青春歌謡の歌手の中では当時の御三家と言われた、橋幸夫や
舟木一夫、西郷輝彦 などに比べると今一つメジャーではなかったものの、
独特の澄んだ高音の歌声で人気があった。
舟木一夫、西郷輝彦 などに比べると今一つメジャーではなかったものの、
独特の澄んだ高音の歌声で人気があった。
「女学生」や「潮風を待つ少女」なども好きな曲だったのだが・・
残念ながら、数年前にもう亡くなられてしまいました。。
残念ながら、数年前にもう亡くなられてしまいました。。