散歩で訪れた舞岡公園古民家の裏庭で、ミョウガの根元に
見慣れない形の植物が生えているのを見つけた。
オッ!この独特の形は今まで図鑑でしか観たことがなかった
ナンバンギセルだ、初めて観た。
ミョウガの根元に生えていたナンバンギセルの花。
ナンバンギセルは他の植物の根に寄生してそこから養分を取り
ながら生育する寄生植物。
名前の由来は、その姿形をかつてポルトガル等の船員がくわえて
いたマドロスパイプに見立てて「ナンバンギセル」の名前がついた。
煙管(キセル)といえば・・
今は亡い田舎の親父が、いつも囲炉裏の端に座って
煙管にタバコを詰めながら吸っていた姿を想い出す。。
林床にはこちらも独特の形のキツリフネの花が咲いてた。
キツリフネの花。
名前の由来は、花の形が帆掛船を吊り下げたように見えることから。
キツリフネは山の中のやや湿ったところで、秋口頃に開花する。
形がユニークなので、この花との出遭いを毎年楽しみにしている。