新春の庭先に、この付近を縄張りにしているモズが縄張りの
巡回パトロールにやって来た。
この子は過眼線が黒くないので、メスですね!。
モズは秋~冬によく見かける鳥ですが、秋~冬はそれぞれ食料
を確保するため、1羽づつの”縄張り”をもって異性を受け入れな
いそうですが、早春から繁殖のために動き出すそうです。
なかなか可愛い美形のお嬢さんモズですが・・
モズのメスは、2月頃から例外なく自分の縄張りを離れて、
オスの縄張りを訪問し始めるそうです。
もちろんオスの方は大歓迎でメスを迎えるのですが・・・
この時メスが少しでも興味を示すとオスは体を伸ばして、上下左右に
振り子のように動かして、顔の黒い線をよく見せつけ、求愛のダンスを
行いながら歌うそうです。。
ぜひ一度、このモズの求愛ダンスを観てみたいものですね!
何羽ものオスのディスプレイを見て回りながら、メスはオスの品定め?
をして相手を決めているらしい。。
つまり、モズのオスには決定権が無いので一羽のメスが去れば、
次のメスを待つしか無いのです・・
モズの世界も男はつらいよ!ですね~(;_;)。。
やがて、目出度くカップルになると雛が誕生するわけなんですが・・
生まれた雛のDNAを調べると、1巣の雛の中でもなんと10%程度の
割合で、他のオスの血が混じっているのだそうです。。 (^_^;)
つまり、メスの浮気による子供が混じっているわけなんです!
鳥の世界も人の世界もやはり浮気??はいけませんね!(笑)
ちなみにこちらは過眼線の黒いオスのモズ君。
もうすぐ春だ!可愛いメスが飛んでこないかなぁ~。。