庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

小寒の朝空に架かる日暈

2023-01-06 10:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

今日1月6日は冬至から数えて15日目、二十四節気の
小寒(しょうかん)」です。

今日から寒の入りで、これから2月3日の節分までの30日間が
寒の内」、寒気が最も極まる大寒の前の意味で小寒と呼ばれ
一年のうちで最も寒い季節ですね。

今年は年明けから穏やかな晴天で暖かい日が続きましたが・・

さすがに寒の入りの今朝は、朝の気温も5℃以下と冷え込んで
平年並みの寒さが戻って来たようです。 

そんな小寒の朝、薄い雲が広がった空の太陽の周りに薄っすら
と虹色の丸い光の輪、日暈(ひがさ・にちうん)が架かってい
るのが観られた。

小寒の朝空に架かる日暈(ひがさ・にちうん)

日暈は、薄い雲が太陽付近にかかったときに雲の中の細かい氷の
粒に当たった太陽光が屈折したり反射したりして起きる現象で
ハロ現象とも呼ばれる。

太陽に薄い雲がかかった際に、その周囲に光の輪や虹が現れる
自然現象は、昔から「良いことが起こるお知らせ」との言い伝
えもある、今年は良い年になると良いですね♪(^.^)/~~~。

寒中の庭先で咲く日本水仙。

水仙はその花姿から「金盞銀台」の別名もあり、内側の黄色い
部分を金の杯に外側の白い花弁を銀の台に見立てて、縁起の良
い花としても喜ばれていたそうです。

厳しい寒さの中で、かぐわしい香りを漂わせながら・・

静かに花を揺らせて凛として咲く白い清楚な姿は、
どこか高貴さを感じます。 

 

 

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