春に先がけて、春の訪れを告げるようにいち早く咲く花
と言えば、「春告草」と言われる梅のことですが・・・
では、暖かくなって来ると葉が出るより先に花を咲かせる
「放春花」と呼ばれる植物とは何でしょうか?
その花は、明るく鮮やかな紅色(緋色)をしており、ほかに
も白やピンク等が入り混じった品種も有ります。
いずれの花も、明るい春の香りを放っているように感じら
れることから「放春花」と言われているそうです。
さて、この「放春花」と呼ばれる植物って何?
その答えは、この木瓜(ボケ)の花でした。
鮮やかな緋色で咲くボケの花。
こちらはピンク系のボケ。
白とピンクの入り混じったボケ。
ボケの名前の由来は、ボケが瓜に似た実をならせることから
漢字で木瓜と書かれ、”もっけ”や”もけ”と呼ばれてたものが
訛って ”ボケ”になったと言われています。
春に咲く植物には、馬酔木や蒲公英、辛夷、金雀枝、射干など
漢字で書くと難しい花がありますが・・・ぜんぶ読めますか?
考えると”ボケ”防止に役立つかもネ?。。 (^_^;)
調べてみると、ヒオウギのタネは黒色で 「射干玉(ぬばたま)」とあり、
この「射干玉」の「射干」の音読みから名前がつけられたのがシャガ「著莪」ですが、
シャガの漢字には、「著莪」の他に「射干」や「胡蝶花」などもなどもあるそうです。
何とも難しいものですね。。
射干(ひあふぎ)俗にはひおうぎとあります。
シャガは著莪の花というと思います。
私には俳句は難しすぎてやってませんが・・・
四季の季節の変化等を主なテーマにしたブログを書いている関係で
どうしてもブログネタとして、二十四節気や季語が多くなってしまいます。
最後の射干はシャガと読むのではないでしょうか?
実は私も、金雀枝(エニシダ)が読めませんでした。(^_^;)
漢字の意味や、名前の由来なども一緒に覚えておくと
忘れないかも知れませんね。
実は私も、先日図書館で借りてきた園芸関係の本で放春花と言う言葉と
それがボケの花なんだと初めて知りましたが・・
春らしくていい言葉だと思ったので、ブログのネタにしました。(^_^;)
俳句入門で先ず薔薇と書けるか!と聞かれ必死で!
宿題花の名。あしび・たんぽぽ・こぶし・えにしだ・ひあふぎ・花の名漢字で覚えなさい!も今生きています。
辛夷、コブシはわかりましたが、
金雀枝、射干 エニシダ ヒオオギは好きな花ですが、知りませんでした。
勉強出来ました が、 また忘れてしまいます(苦笑)
「放春花」ってボケの花の事だったんですね。
春を放つ。
春を呼びそうな、自ら春を放っているって、積極的ですね(笑)
実は、私が、一番心に残る花です。
思い出深い花。
白地に赤くにじむように咲いている木瓜の花が好きです。