五月も下旬となり、もうすぐ鬱陶しい梅雨の季節がやってきますね。
梅雨に向かって咲く白い花の代表といえば・・・
なんといっても、卯の花(ウツギ)ではないでしょうか?。
この花は、「梅雨花」、「田植え花」、「早乙女花」、などの季節を感じさせる
別名があり、他にも 見た目が白い雪のようなことから「雪見草」、「夏雪草」
ともいわれるそうです。
「卯の花くたし」の”くたし”とは、”腐し”、卯の花を散らし、腐らせる
長雨で、卯の花の散るころの雨のことをいいます。
西の方では、梅雨入り前に一時的に現れる走り梅雨のことをを指し
ますが、北の方では梅雨そのものを指すようです。
白い卯の花(ウツギ)
こちらは花色が白→ピンク→赤色へと変化するハコネウツギ。
ピンクのタニウツギ。
白い清楚な4弁花のバイカウツギ。
ところで、唱歌「夏は来ぬ」の歌詞の中で、
♪卯の花の 匂う垣根に 時鳥(ホトトギス)早も来鳴きて
忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ...
と歌われている、夏の訪れを告げるホトトギスのあの独特の甲高い
鳴声が、いつも今頃になると聴こえて来るのだがと、今日か明日かと
耳を澄ませて待っているのだが・・
今年はまだ、聴こえてこない。
もっとも、最近は歳のせいか?高音部がだんだんと聞き取りづらく
なって来ているので、ホトトギスのもらす忍音(しのびね)が、聴き
取れなくなってるのかも知れません?(笑)。(@_@)
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