今日9月23日は、二十四節気の秋分、春分と同じく太陽が真東から昇り
真西に沈む日、昼と夜の長さがほぼ等しくなるお彼岸の中日です。
お彼岸の「彼岸」とは彼方(かなた)の岸、つまり向こうの岸のことで、
悟りや浄土の世界を意味しています。
極楽浄土は真西の方向にあるとされており、その方向がはっきりと分か
る日でもあります。
「彼岸(ひがん)」とは、「此岸(しがん)」に対する言葉で、ともに
語源は仏教からです。
彼岸とは向こう岸、すなわちあの世の事で、春分の日・秋分の日は、
真西へ沈む夕日に 極楽浄土を念じて「彼岸の日」と呼ぶようになった
ようです。
「此岸」(こちらの岸)とは、私たちの住む世界のことで、仏教では
「娑婆(しゃば)世界」とも いわれます。
「娑婆」とは、昔のインドの言葉で「堪忍土(かんにんど)」と訳されます。
つまり私たちの住むこの此岸である「娑婆世界」は、堪忍土「耐え忍ぶ世界」
ということなんですね。。(@_@)
この此岸の「娑婆世界」は元々仮の世で、人の魂はこの世とあの世を輪廻転生
しながら、進化していくものと私は思っています。
この世での肉体生命は、せいぜい80年プラスα位のものですが、あの世では個々
の魂の進化レベルによっては、何百年もこの世に生まれ変わってこない場合もあ
ると聞いています。
この世はある意味、魂修行の学校のようなもので、それぞれがカルマ(業)の修正
のため、それに相応しい時代や親、兄弟などの環境を選んで課題を持って生まれて
くると言われています。
今世においてその課題を無事にクリアできたかどうかは、あの世に帰った時に試さ
れる事になると思います。
もし失敗した場合は、再び同じ課題を持って生まれ変わって、再チャレンジする
ことになります。
まあ中にはあの世なんか無い、人は死んだらすべて終わりだと信じている方もおら
れるとは思いますが・・・
死んでからのお楽しみですかね(笑)。
秋の夕焼け空。
ススキと夕焼け雲。
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