今日9月8日は24節気の白露、草に降りた露が朝の光に白く光って、
キラキラ輝やいて見える頃。
朝夕の涼しさも一段と深まり、吹く風も心地よく、秋の訪れを実感する
季節です。
いまごろから露が多くなるのは、夜が長くなるにつれて明け方の冷え
込みが強まり、水蒸気が露になり易いからですが、日本では秋の長雨
の季節に入り、雨が多くなるため、あまり目立たないようです。
白といえば、日本では冬の雪の白をイメージしますが、中国では秋を
象徴する(白秋)色だそうです。
ちなみに、春は青(青春)、夏は朱色(朱夏)、冬は黒(玄冬)とされ、
四季の変化を、人生のライフサイクルにたとえて言えば、
青春→朱夏→白秋→玄冬の順になります。
私もすでに人生の秋、白秋の日々を迎えて久しいのですが・・・
秋はまた、実りの秋、収穫の秋でもあり、実り多き人生の秋を過ごし
て行きたいものだと想う。。
今年も庭先で酔芙蓉の花が咲き始めた。
この花の魅力は何と言っても、朝純白で咲いた花が時間とともに
だんだんと、お酒に酔ったように薄紅色から紅色へと変わっていく
花色の変化ですね!
朝7時、咲き始めはまだ汚れを知らない素面で純白ですね。
午後1時、ほろ酔い気分でほんのりとピンクに色づいてきました。
午後3時半、もうかなり出来上がっちゃって艶やかでいい感じ。
午後4時、酔いが回ってイイ気分。(^o^)/
午後5時過ぎ、すっかり出来上がっちゃってヨッパライ状態です。(笑)
ちなみに私は、ほんのり薄紅色に色付いた頃が、
純真な乙女の恥じらいを見るようで一番好きです。
お酒も、ほろ酔い加減が一番なんですが。。。(^_^;)