11月6日 (日曜日) 晴れ
風が出た・

コラムにあった!西之島の新たな生物相のこと。
百四歳まで生きた詩人のまど・みちおさんは、
「イネ科の穂のあるような」草が好きだったという。

草むしりで真っ先に抜かれるような植物が大好きで、
「見ていて飽きないんです」と言っていた。
著書『どんな小さなものでも/みつめていると/
宇宙につながっている』で詩人は、
人間の好みに合わせ作られた園芸植物ではなく、野生の草が好きな訳をこう語っていた。

「どこにでも見られる、葉っぱのとがったイネ科の草は、
人にこびたところが全然なくて、自分勝手に生きてるでしょ。
飾りみたいな、きれいに見えるようなものは何もないんです」
そんなイネ科の生命力のなせる技か。
三年前からの海底火山の噴火で面積が十二倍ほどにもなった
小笠原諸島の西之島。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
研究者が先日上陸したところ、過酷な環境にもかかわらず、
イネ科のオヒシバが生き残っていたという。
雄日芝「力草とも・・」


魚を食べるカツオドリや草の種子を食べるアトリも見つかった。

こんな鳥らしい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
調査に参加した森林総合研究所の川上和人さん(43)は
「今は溶岩だけで土のないところも、鳥が巣を営み、フンをすることで、
植物に必要なリンや窒素がもたらされる。
人の手が入らぬ地で新たな生物相がどうできるか、
世界的に貴重な観察の場です」と話す。
東京から千キロ。
はるか遠い島で草や鳥が織りなす生命の絵巻を、
まどさんは天上から、飽きることなく見つめているかもしれぬ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★それにしても遠いなあ~・・西ノ島。
八丈島でも遠いのに・・さらに



コラムにあった!西之島の新たな生物相のこと。

百四歳まで生きた詩人のまど・みちおさんは、
「イネ科の穂のあるような」草が好きだったという。

草むしりで真っ先に抜かれるような植物が大好きで、
「見ていて飽きないんです」と言っていた。

著書『どんな小さなものでも/みつめていると/
宇宙につながっている』で詩人は、
人間の好みに合わせ作られた園芸植物ではなく、野生の草が好きな訳をこう語っていた。

「どこにでも見られる、葉っぱのとがったイネ科の草は、
人にこびたところが全然なくて、自分勝手に生きてるでしょ。
飾りみたいな、きれいに見えるようなものは何もないんです」
そんなイネ科の生命力のなせる技か。
三年前からの海底火山の噴火で面積が十二倍ほどにもなった
小笠原諸島の西之島。



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研究者が先日上陸したところ、過酷な環境にもかかわらず、
イネ科のオヒシバが生き残っていたという。

雄日芝「力草とも・・」


魚を食べるカツオドリや草の種子を食べるアトリも見つかった。

こんな鳥らしい。
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調査に参加した森林総合研究所の川上和人さん(43)は
「今は溶岩だけで土のないところも、鳥が巣を営み、フンをすることで、
植物に必要なリンや窒素がもたらされる。
人の手が入らぬ地で新たな生物相がどうできるか、
世界的に貴重な観察の場です」と話す。
東京から千キロ。
はるか遠い島で草や鳥が織りなす生命の絵巻を、
まどさんは天上から、飽きることなく見つめているかもしれぬ。
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★それにしても遠いなあ~・・西ノ島。
八丈島でも遠いのに・・さらに