11月16日 (水曜日) ② 晴れ
コラムの余禄にあった自転車の事!
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♪自転車にのって ベルをならし あそこの原っぱまで 野球のつづきを。
フォーク歌手、高田渡(わたる)さんの名曲「自転車にのって」(1971年)は
ゆったりとしたリズムでベルも牧歌的に思える。
だが、今は万能川柳も「自転車のベルも煽(あお)りになるんかな」
と心配する時代である。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲交通事故が減り続ける中、自転車と歩行者の事故は横ばい状態が続く。
電動アシスト自転車が普及し、コロナ禍で通勤や食事宅配の自転車も増えた。
シェア利用も拡大している。歩道でヒヤッとした経験を持つ人は少なくあるまい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲取り締まりは強化されている。警視庁は徐行せずに歩道を通行した場合、
悪質で危険なら「赤切符」を交付する運用を始めた。
ぜひマナーの改善につながってほしいが、根本的な解決にはなるまい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲子どもを乗せた親や高齢者には車道通行のハードルが高い。
駐車車両があればなおさらだ。
国は専用レーンの整備を掲げるが、簡単には進まない。
3万5000キロに及ぶオランダより1桁少ないのが現状である。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲欧州の統計では自転車が普及している国の方が事故が少ない傾向にある。
ドライバーが自転車利用者をより意識するようになるからだという。行政も同じだろう
~~~~~~~~~~~~~~
▲国連は3月、気候変動対策のため、自転車の普及を推進する決議を全会一致で採択した。
開催中の国連気候変動枠組み条約
第27回締約国会議(COP27)でも関連イベントが用意された。
健康増進にもつながる多機能器具だ。大事に扱わないと将来に禍根を残す。
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★オランダには一度行ったことがあるが

素人旅行者の私のような者のために
ガイドが自転車専用ラインを歩いて事故にあっても
あなたの方の責任だと言われたのが記憶に新しい。
確かにビュンビュン走ってくる・・すごい台数だ!
それに運河を走るボートも通勤道路の様にも思えたなあ~。

とにかく自動車やバスはやたら狭い道をゆっくり走らざろう得ない。
日本と実情が違い過ぎるので無理やり同じには扱えない。
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●調べてみると
◆もしオランダでウッカリ自転車専用レーンを歩いたりでもしたら…?!
完全分離されている自転車専用レーンも、初めてオランダを訪れた観光客など
ルールを知らない人にとっては、色の付いた歩道に見えてもおかしくありません。
とはいえ、誤って自転車専用レーンに入ろうもんなら、
迫りくる自転車はベルを鳴らしたり文句を言ったりしてくるなど、
ルールを知らない観光客に対しても全く容赦ありません!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ですが、これぞ自転車先進国としてのルールがしっかり
確立されている証拠ではないでしょうか。
なぜ?オランダ人が乗る自転車のサドルが高い理由
世界一平均身長が高いというオランダ人は、自転車のサドルもかなり高く設定しています。
しかし、これは彼らの背が高いからというわけでなく、その身長にしても
高すぎやしないか?というくらいのレベルなのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
もちろん、無理に高くしているわけではありません。
理由は単純明快で、より効率的に少ない労力で速く遠くまで移動できるから!
あまりにも高い位置にサドルを設定するため、交差点などで停止するときは、
大体サドルから前に降りるのがダッチスタイルになっています。
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以降 はメモです。
オランダ人の乗る高いサドルの自転車
【日本で自転車に乗る場合】
歩行者や車との接触を避けるため、特にママチャリなどは足が
すぐ地面に着く高さで乗っている人が大半です。
これでは、せっかくの自転車の特性が活かしきれません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
【オランダで自転車に乗る場合】
自転車専用レーンのお陰で、日本のように咄嗟に止まらなければならない場面が
比較的少ないため、スポーツバイクに限らず一般的な街乗り自転車(ダッチバイク)でも
ビュンビュン飛ばしていきます。
これこそ、充実したインフラの賜物ではないでしょうか?!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本でもオランダでも、自転車専用レーンは決して自転車だけのためではない!
自転車、車、歩行者のためによく設計されているオランダの交差点
ここまで書いてしまうと、さもオランダでは自転車が幅を利かせているように
読み取れるかもしれません。
確かに、自転車は諸外国に比べてずいぶん優遇されていますが、
歩行者や車が安全に通行できるためにも、自転車を専用レーンに通すことが
交通安全上で重要だと判断したオランダだからこそ、
長い年月を経てここまでしっかりしたインフラが確立されたのです。
日本もただ危険走行する自転車や違法駐車の車を取り締まるだけではなく、
インフラを見直すことも重要です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
車道の脇や歩道の一部を自転車専用レーンに色分けするだけでははなく、
自転車専用の信号機や一旦停止スペースの確保などのしっかりとした設計が必要です。
様々な交通問題を抱える今の日本にこそ自転車、歩行者、車がより安全で快適に通行できるインフラ作りの見直しが必要なのではないでしょうか。
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とあった。

コラムの余禄にあった自転車の事!
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♪自転車にのって ベルをならし あそこの原っぱまで 野球のつづきを。
フォーク歌手、高田渡(わたる)さんの名曲「自転車にのって」(1971年)は
ゆったりとしたリズムでベルも牧歌的に思える。
だが、今は万能川柳も「自転車のベルも煽(あお)りになるんかな」
と心配する時代である。
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▲交通事故が減り続ける中、自転車と歩行者の事故は横ばい状態が続く。
電動アシスト自転車が普及し、コロナ禍で通勤や食事宅配の自転車も増えた。
シェア利用も拡大している。歩道でヒヤッとした経験を持つ人は少なくあるまい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲取り締まりは強化されている。警視庁は徐行せずに歩道を通行した場合、
悪質で危険なら「赤切符」を交付する運用を始めた。
ぜひマナーの改善につながってほしいが、根本的な解決にはなるまい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲子どもを乗せた親や高齢者には車道通行のハードルが高い。
駐車車両があればなおさらだ。
国は専用レーンの整備を掲げるが、簡単には進まない。
3万5000キロに及ぶオランダより1桁少ないのが現状である。

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▲欧州の統計では自転車が普及している国の方が事故が少ない傾向にある。
ドライバーが自転車利用者をより意識するようになるからだという。行政も同じだろう
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▲国連は3月、気候変動対策のため、自転車の普及を推進する決議を全会一致で採択した。
開催中の国連気候変動枠組み条約
第27回締約国会議(COP27)でも関連イベントが用意された。
健康増進にもつながる多機能器具だ。大事に扱わないと将来に禍根を残す。
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★オランダには一度行ったことがあるが

素人旅行者の私のような者のために
ガイドが自転車専用ラインを歩いて事故にあっても
あなたの方の責任だと言われたのが記憶に新しい。
確かにビュンビュン走ってくる・・すごい台数だ!
それに運河を走るボートも通勤道路の様にも思えたなあ~。

とにかく自動車やバスはやたら狭い道をゆっくり走らざろう得ない。
日本と実情が違い過ぎるので無理やり同じには扱えない。
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●調べてみると

◆もしオランダでウッカリ自転車専用レーンを歩いたりでもしたら…?!
完全分離されている自転車専用レーンも、初めてオランダを訪れた観光客など
ルールを知らない人にとっては、色の付いた歩道に見えてもおかしくありません。
とはいえ、誤って自転車専用レーンに入ろうもんなら、
迫りくる自転車はベルを鳴らしたり文句を言ったりしてくるなど、
ルールを知らない観光客に対しても全く容赦ありません!
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ですが、これぞ自転車先進国としてのルールがしっかり
確立されている証拠ではないでしょうか。
なぜ?オランダ人が乗る自転車のサドルが高い理由
世界一平均身長が高いというオランダ人は、自転車のサドルもかなり高く設定しています。
しかし、これは彼らの背が高いからというわけでなく、その身長にしても
高すぎやしないか?というくらいのレベルなのです。
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もちろん、無理に高くしているわけではありません。
理由は単純明快で、より効率的に少ない労力で速く遠くまで移動できるから!
あまりにも高い位置にサドルを設定するため、交差点などで停止するときは、
大体サドルから前に降りるのがダッチスタイルになっています。
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以降 はメモです。
オランダ人の乗る高いサドルの自転車
【日本で自転車に乗る場合】
歩行者や車との接触を避けるため、特にママチャリなどは足が
すぐ地面に着く高さで乗っている人が大半です。
これでは、せっかくの自転車の特性が活かしきれません。
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【オランダで自転車に乗る場合】
自転車専用レーンのお陰で、日本のように咄嗟に止まらなければならない場面が
比較的少ないため、スポーツバイクに限らず一般的な街乗り自転車(ダッチバイク)でも
ビュンビュン飛ばしていきます。
これこそ、充実したインフラの賜物ではないでしょうか?!
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日本でもオランダでも、自転車専用レーンは決して自転車だけのためではない!
自転車、車、歩行者のためによく設計されているオランダの交差点
ここまで書いてしまうと、さもオランダでは自転車が幅を利かせているように
読み取れるかもしれません。
確かに、自転車は諸外国に比べてずいぶん優遇されていますが、
歩行者や車が安全に通行できるためにも、自転車を専用レーンに通すことが
交通安全上で重要だと判断したオランダだからこそ、
長い年月を経てここまでしっかりしたインフラが確立されたのです。
日本もただ危険走行する自転車や違法駐車の車を取り締まるだけではなく、
インフラを見直すことも重要です。
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車道の脇や歩道の一部を自転車専用レーンに色分けするだけでははなく、
自転車専用の信号機や一旦停止スペースの確保などのしっかりとした設計が必要です。
様々な交通問題を抱える今の日本にこそ自転車、歩行者、車がより安全で快適に通行できるインフラ作りの見直しが必要なのではないでしょうか。
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とあった。