くまきち日記

名古屋に住んでいる、くまきちのたわごと。

『SBSテレビ芸能』 21年の歴史に幕

2016-03-12 23:17:19 | 韓国エンタメ










約束のない別れを告げた私たちの友人『SBSテレビ芸能』


毎週水曜日夜11時 私たちに新しくて楽しい芸能ニュースを伝えてくれたSBS『SBSテレビ芸能』が21年ぶりに約束のない別れを告げた。
かわりに3月30日から この時間には2月に正月特集バラエティで放送された『神の声』がレギュラー編成される。

歌手ユン・ドヒョンとチャン・イェウォンアナウンサーがMCをつとめ 視聴者たちにちょっとした楽しみをくれたSBSテレビ芸能は長い年月 
どんな歴史を歩んできたのだろうか?

『SBSテレビ芸能』は1995年2月9日から始まり SBSの代表芸能情報番組を担当して KBS2TVの『芸能街中継』、
そしてMBC『セクションTV芸能通信』と善意の決戦を繰り広げて芸能ニュースを伝えてきた。

1995年 司会者イ・ゲジンと俳優シム・ヘジンが初のMCで始まって、男性MCはユ・ジョンヒョン、ソ・ギョンソクに続き
現在まで歌手ユン・ドヒョンが引き受けた。
女性MCは1~2年間隔で変わったが シム・ヘジンに続きイ・ソラ、チョン・ジヨン、イ・スンヨン、キム・ジョンウン、ハ・ジウォン、
パク・チョンア、チャン・シニョン、チャン・ソヒ、ナム・サンミ、イ・スギョン、イ・ハニ、オム・ジウォン、ソン・ジヒョ、ユ・インナ、
スヨン、そしてチャン・イェウォンアナウンサーがユン・ドヒョンと呼吸を合わせて進行してきた。
男性MCはどんな女性MCとも調和をなすことができる安定感が必要だったし、女性MCは普通 最も人気を集める俳優や歌手、
アナウンサーが務めて関心を集めた。

だが常に楽しくて新鮮な芸能ニュースだけを伝えただけではなかった。その理由は他の芸能情報番組は芸能PDが制作するが 
『SBSテレビ芸能』は時事教養PDが制作しているためだった。
それゆえに特定の事件事故が突発的に出た時 他の放送局より深く扱うという特長がある。
これにより ひとつの事案に大して多角化された観点を見せる準機能的な差別性を見せてきた。

だが逆の機能もあった。『SBSテレビ芸能』は無理な深層的な取材によって芸能番組にふさわしくないと非難されたりもしたし、
MCの素質でも間違った資料報道により何度も議論になることもあった。
2000年には不法免許取得で大衆から非難されたイ・スンヨンがMCを務めて議論になったこともあった。
結局イ・スンヨンは視聴者の激しい反発を受けて分量が減り早くに降板することになった。

また昨年9月16日には“ピクソル芸能界そっくりさん千態万象”コーナーで 映画『暗殺』の内容を紹介している間 
ポスターの独立運動家ファン・ドクサムの配役に故ノ・ムヒョン前大統領の写真が入ったポスターを使う放送事故があった。
これは“日刊ベスト掲示物”で使われる資料で大きな議論になった。
さらに‘エネス・カヤ’の不倫説が提起された当時にも私生活侵害議論が膨らんだほど取材に熱をあげていたという。

こうした議論にもかかわらず『SBSテレビ芸能』はスターの人生に再び光を当てる方式を見せたり、
いつも早い情報で視聴者に地道に愛されてきた。
視聴者が芸能人とまるで対話するように感じるほど 彼らの人生を親切に詳しく伝えた。
また誰より華麗に生きていくスターが持つ隠された苦哀を公開したりもした。

芸能界の多様な事件事故を伝え 私たちと友人のように過ごしてきた『SBSテレビ芸能』が21年ぶりに約束のない別れを告げた。
しかし再び戻ってくる日には いっそう発展した新鮮なフォーマットでまたさらに身近にげに私たちと手をつなぐことを期待してみる。
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