1997年の3月末、 小学校を卒業した12歳の長男はシドニーへ留学するため日本を経ちました。
彼のシドニーでの留学期間は、UTS(シドニー工科大学)を卒業するまで11年に及びました。
かれこれ25年前の話です。
12歳でシドニーに留学した長男、 ホームシックにもかかったが10ヶ月の英語学校を無事卒業し、
語学校を無事卒業し、タ
ウンホー ル駅の真上にある st andrews cathedral schoolの受験に合格したのは1997年13歳の時です。 中学校、高校とここで6年間通いました。
長い夏休みと冬休みは日本で過ごし、家族と一緒にいられるこの休みはそれは彼にとって一番楽しみにしていることでした。
解放感で一杯の休暇中、足を骨折してしまった長男。
日本での休暇を終え、ギブス姿の長男とシドニーへ戻った私。
シドニーで手術することになる。
◆2002/7/25(木)◆
ナガオの手術無事終了。
手術後から部屋に戻ってきたナガオは、少しぼーっとしているもののいたって元気。
今日は一日友人も付き合ってくれて心強かった。
わたしは今夜一晩付き添うことに。
常時点滴がはいっているため、トイレが近く(ベッドの中で本人が、し尿瓶でとる)
痛みもあるため(鎮静剤のモルヒネ使用)、夜はお互い一睡もできない。
数十分おきに、痛みが強ければ、手元のボタンを押すと、モルヒネが入る。
毎回ボタンを押すナガオ。
わたしはトイレの度に起こされる。
わたしが使う簡易ベッドの空きがないため、
私は大きな椅子二つをくっ付けて猫のように丸くなって仮眠することに。
ああ、、小柄でよかった。
病院はまるでホテルのようにきれいです。
病室は個室で、ホテルのスウィートルームみたい。
保険がきかないため、この部屋で4万5千円ほどするんですからね
この金額出したら、日本のインターコンチネンタルホテルでもいい部屋に泊まれます。
病院独特の匂いが、建物から全くしないのは、
大掛かりな空調設備を備えているためだということです。
病院独特の暗さはなく、清潔で美しい。
ナガオを執刀したドクターは、こちらではマジシャンと呼ばれている
スペシャリスト中のスペシャリスト。
現在は医師を教育する教授で、ナガオはラッキー中のラッキーボーイだったらしい。
とにかく無事終わってよかった。
ナガオ、大きな出費だぞ。
社会人になったら、倍にしてパパに返済しておくれ。