1997年の3月末、 小学校を卒業した12歳の長男はシドニーへ留学するため日本を経ちました。
彼のシドニーでの留学期間は、UTS(シドニー工科大学)を卒業するまで11年に及びました。
かれこれ25年前の話です。
長男の留学(19)
大学も決まり、2月から大学生だ。 シドニー市内でこれからナガオが一人住まいする部屋も決まった。必要なものを買いそろえていく2人
掃除だ、掃除
~シドニー七日目~
◆2004/2/23(月)◆
朝食を済ませた後、わたしの荷物だけを残しナガオの荷物をもってタクシーに乗って新居へ。
今日は、午後から大学のオリエンテーションと、保険加入の手続きをするため、ナガオは昼前には大学へ。
ナガオが通う大学
セントラルシティの中にある、シドニー工科大学(UTS)
頑張れナガオ。
私は朝からせっせと掃除に精を出す。
歯ブラシを使って、細かいところの掃除をしていく。
一番すきなのは、シルバのステンレスの蛇口をピカピカにすること。
くすんだ銀色が、きらきらと美しい銀色になるのが快感だ。
ぴかぴかの窓を見るのもたまらなく気持ちいい。
新しく買った安物の掃除機の吸い取るパワーは心なしか頼りないが、丁寧にかければいい。
ワンルームマンションの部屋を掃除しながら、
あここで私が一人暮らしをできるものら・・・・
等と思ってしまう。
わたし、19歳のころなにしてたっけ?
ナガオと同じ学生だった。
看護学生で、仕事と学校の両立でヒーヒー言ってたっけ。
看護婦寮のマンションで一人暮らしだったけど
周りは同じ仕事仲間がいて、隣が病院で食事はほとんど食堂で食べて、
親元を離れているといっても、安全な暮らしをしてたんだった。
やっぱり、ナガオの方がずっとずっと偉いよな、と思う。
よく頑張ってるよ、ナガオ。
口に出して言うのは照れくさいから、いつも、きついことばかり言ってる母だけど、心の中で「えらいぞっ」と褒めてるんだよ。
壁は白、キッチンも、バス、トイレもずべて白のこの部屋はとても明るくて清潔だ。ナガオが帰ってくる4時までには掃除も終わり、あとは家具が届くのを待つばかりだ。
本も一冊読めた(向田邦子の眠り人形)
5時前に、軽くハンバーガーを食べて部屋を出て
バスに乗ってアパートメントへ。ベッドもなにもない部屋で寝るより、
やっぱりアパートメントの方がいいや(笑
わたしの荷物を残して、荷物を全部移動させたので今夜は外食。
ナガオは日本食をしばらく食べられないから
日本料理のお店でゆっくり食事をして帰宅。
明日のフライトは昼だから、朝はゆっくりしよう。
【本日の出費】
交通費:32ドル
ナガオ保険代:315ドル
パスポート写真代:10ドル
食費:15ドル
嗜好品:8ドル
外食:48ドル
【本日の献立】
朝:
昨日の残りの野菜炒め、目玉焼き、ベーコン、
トースト、
昼:
チキンバーガー、
サラダ、
ポテト
夜:外食
ビーフステーキ
酢牡蠣、
味噌汁、
ご飯、
ひじきの和え物。
揚げ出し豆腐。
明日の夜は日本だ。
日本組、頑張ってるのかな?
オット、飲んだくれてる日が多くてちょっと心配だ。
まったくもう・・・・
シドニー八日目(最終日)へ~