シドニーへ留学して7年目2004年、ナガオ大学生になる
◆2004/2/16(月)◆
昨年、ナガオの大学受験があった。
無事念願の大学が決まり、2月からシドニーで大学生だ。
12月の頭に日本に帰国し、今日までゆっくりと休みを満喫したナガオと
本日の夜のフライトでシドニーへ経つ。
関空の待合室で搭乗時間待ちのとき、ナガオが言った。
「こうして親が僕のために見送ってくれるこの時間が、
僕の気持ちを奮い立たせてくれる。
ここまでしてくれた両親に必ず恩返しをするぞって。」
ほんとに成長したよな、ナガオ。
でも、親のためになんて考えないでいいよ。
お前はお前の幸せのために努力すればいい。
それが親の幸せなのだから。
12歳からシドニーで一人でがんばっているナガオ。
ほんとによくここまでがんばったと思う。
7年間、人様のお宅でそれなりに気を使いながら生活をしてきた彼が
一人暮らしをしたいと言ったとき、
お前の父親は、生活が乱れる、勉強しなくなる、だめだ、
と反対したけど、ここまで、たった一人で苦労をしてきたお前が、
その苦労を無駄にするようなことをするはずがないと、わたしは思ってる。
二人で住まいを探そう。
この先、お前が安心して学校へ行けるように。