セント・オブ・ウーマン(夢の香り)(★★★★★)
(1992・米)
製作総指揮:
ロナルド・L・シュワリー
制作・監督:
マーチン・ブレスト、
脚本:
ボー・ゴールドマン
撮影:
ドナルド・ソリン
音楽:
トーマス・ニューマン
出演:
アル・パチーノ、
クリス・オドネル、
ジェームス・レブホーン、
ガブリエル・アンウォー
フィリップ・ホフマン
全寮制名門校の生徒チャーリーは、休暇中のアルバイトで全盲の元陸軍中佐フランクの世話をする事になる。
酒飲みで、毒舌の異常なまでに偏屈なこのフランクとチャーリーは、道案内役としてニューヨークへ旅に出る。
贅沢三昧の旅行にチャーリーは面食らうのだが、
盲人で生きる事に希望の見出せないフランクは、旅の終わりに自殺する事を考えていた。
年の離れた二人の男の、まったく違う次元の悩みを抱えた二人が、いっしょに旅行をしていくうちに、お互いの気持を理解していく。
学校の講堂の懲罰委員会
でチャーリーの保として全校生徒の前でフランク役の、アル・パチーノの大演説をぶつシーンは圧巻。
パチーノの迫力ある濃いセリフが泣ける。
高級ホテルのレストランでフランクが、彼氏を待つ若いきれいな娘とタンゴを踊るシーンがとても印象的。
あと、真っ赤なポルシェもね。
ピエールホテルのカリオンルームにて素敵なダンスシーン
曲はカルロス・ガルデルの「Por Una Cabeza(ポル・ウナ・カベサ)」