鳥谷敬 打った

2005/02/11 fryday
未だ紅白戦もしていない段階で、阪神対日本ハムのオープン戦は行われた。去年騒がれたあの大型新人は、腰の引けた、レフト側へ流すバッティングは今年はどう変身したのでしょうか。酉年でもあるし、大いに期待しよう。１打席目と２打席目は球はよく見ていたが、連続三振であった。少し腰の廻りが早く、手打ちのようで期待薄かなとも思った。３度目のアットバットは二塁に藤本を置いて、流すようなバッティングであったが、キチット捕らえていてレフト前ヒット。それに気を良くしたか、次の打席はインコースの球に、ちじこまった窮屈なスウィングであったが、右中間のスタンドまで運んだ。１００メートル少しの飛距離であったが、気分を高揚させたことでしょう。以後も結果を求めることなく、思い切ったスウィングで、夢を叶えて欲しい。阪神歴代のスラッガーの系譜に名を残して欲しいものだ。景浦将（かげうらまさる、アブサンのモデル）、藤村富美男、別当薫、田淵幸一、掛布雅之と続く系譜だ。ちなみにミスタータイガースと言われる系譜は情熱を引き継ぐ者として、藤村富美男と村山実以外いない。