日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

古い記憶への誘い(いざない)

2009年04月07日 10時12分45秒 | 残日録
古い写真を送ってきた。

同窓生のJ君から、古い写真が送られてきた。

1962年(昭和37年)20歳~21歳(大学3年)当時の貧しい時代のものである。(まだ、微かに戦後を引きずっている「安保反対」や「労働争議」のある、高度成長の前であった。39年の東京オリンピックを挟んで、新幹線や高速道路などの社会整備が急速に進んだ)

アルバムに整理していたのでしょう。その時代のアルバムは、黒い台紙に直接貼り付ける時代から、四隅のコーナーで止めるアルバムへ。そして、5mm幅で接着剤(付けたり剥がしたりできたが・・)がプリントされた当時としては斬新なアルバムも、50年近くも経つと劣化して剥がれないのか、写真が破れて送られてきた。

敗れなどの修復は、画像加工ソフトで直したいが、セピア色に変色した白黒写真は、時代を感じさせるままに残したいと思う。そこに、若い女性が写っているから、その綺麗な女性をめぐるエピソードも青春なのだ・・・。

次回に会うときに、写っている3人に渡したい。(残念にもkunio_nikkiは写っていない)姿は、ハイキングやトレッキング姿で、当時「ユースホステル」などを利用する若者らしい姿である。

懐かしい時代を一時でも夢想できたのは、喜びでした。写真が貴重な時代でしたから・・・。