クラムボン日誌

帯広市にあるフリースクール「自由学舎クラムボン」の日々

台風直撃後の真夏日

2016年08月23日 20時44分02秒 | 日記
台風が北海道に上陸すると聞いてドキドキの最近。
今回の9号は帯広に直撃するぞ!と聞いており、
前日から一部の高校の臨時休校や市内小中学校の登校時間繰り下げが決まっていました。
それを聞いていたのにスタッフやまぐちは自宅の窓を開けて寝ており、
夜中にすごい風と雨の音に起こされました。
台風をなめてはいけませんね。来るって言ったらちゃんと来るんですね。
それでも今回の台風は足早に去って行ったようで夜が明けると太陽が見えていました。
それどころかクラムボンが開く10時頃には気温もぐっと上がって暑いほど。
結局真夏日になったんですね。
雨上がりで湿度も高くてかなり暑い一日となりました。

そんな夜中の台風と夜明けと共にやってきた暑さにやられて
疲れていたのかはわかりませんが、今日のクラムボンは一日室内でのんびり。
最初は畑に被害状況確認に行こうかなんて話もしていたのですが、
ちょっと窓を開けてみたらもわ~っという空気に気が引けてしまったのでまた今度に。
午前中は社会の勉強をしていたHちゃん。
中国の人口増加を抑止政策とは?という問題。
答えは「一人っ子政策」。
けれどこの政策はもう終了している?する?よねと話します。
調べてみたら終了していましたね。
クラムボンのワークはちょっと古いので、
こういうきっかけがあるとそろそろ新しいの必要かなと考えるのでした。
午後は各々のんびり過ごしていました。
携帯ゲームで動画を見ていたり、
自分のスマートフォンでゲームをしていたり、
その様子をあちらこちらへ見学に行ったり、
キッチンのガス回りの大掃除をしたり。
会話はほとんどなく作業音だけが聞こえる静かなクラムボン。
台風一過によって外も中も静かになったのでしょうか。
たまにはこういう日もありでしょう。

夕方からはおびひろゼミナール。
先週3年生おなじみの暗唱「Mother's Lullaby」の練習をしていたNくん。
次の日にテストをしてきたとのことで、
1か所間違えてしまったけど発音は満点だったと嬉しそうに報告してくれました。
清野さんとやまぐちの間を行き来しながら何度もテストしていたかいがあったようで何よりです♪
期末試験の範囲も出そろい、いよいよテスト前という感じでしょうか。
それぞれに集中して学習に取り組んでいました。
毎回後半は学習をしている人もいれば、今日の分を終えて自由に過ごす人もいるのですが、
学習を終えた1年生tくんは電子ピアノを弾いて過ごします。
それを聞きに行ったSちゃんとスタッフやまぐち。
電子ピアノの譜面台には以前クラムボンの菜園で使っていた看板が置かれています。
表面には「愛すべき畑」と書かれているのですが、裏面にはこんな感じです。

これを見て「そういえばこれ『るるるの歌』ですよね~」と、Sちゃん。
なんぞそれ。という顔をしていると、
昔NHK教育(もうEテレの時代かしら・・・)で流れていた曲のキャラクターだと教えてくれました。
この看板、スタッフやまぐちが来た頃からあったのですが、全く知らなかったです。
なんだろと思ったことはあるけれどシュールなイラストだから誰かのオリジナルかと思っておりました。
さらにその後2人でその曲を聞いてみたらイラストにも負けないシュールっぷり。
なんだか癖になる音と歌詞に心奪われたのでした。
ついでにまだまだクラムボンについて知らないことはたくさんあるんだろうなぁとしみじみしたのでした。
コメント
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