おはようございます。
今回も子供の頃の体験話です。
小学生にとって夏休み夜の最大イベントは、花火である。
近所の友達と連れ添って、近くの公園で行う。
近所の友達と連れ添って、近くの公園で行う。
ある年の夏も友達5~6人で花火を始めたのだが……
どのくらい経ったのか、花火に夢中で時間の過ぎるのも忘れて熱中していた。
すると、何処からともなく音がする。
すると、何処からともなく音がする。
#%&■※?!○★ #%&■※?!○★
生まれてこの方、というよりも、後にも先にも聞いたことのない音がする。
しかも文字できない、言葉に出来ない音である。
しかも文字できない、言葉に出来ない音である。
花火をする手を止めて、みんなで顔を見合わせ
「変な音がする。何の音だ」
ということになった。
「変な音がする。何の音だ」
ということになった。
はじめは、オンボロ自転車の油の切れたペタルをこぐ音かと思ったが、どうも違う。
ギ~ゴ ギ~ゴ ギ~ゴ ギ~ゴ
ペタルをこぐ音なら規則性があるはずだ。
ブレーキの音か? でも違う。
短い時間ならありえるかもしれないが、ずっとブレーキをかけながら、ペタルをこぐことなどありえない。
ブレーキの音か? でも違う。
短い時間ならありえるかもしれないが、ずっとブレーキをかけながら、ペタルをこぐことなどありえない。
#%&■※?!○★ #%&■※?!○★
その不気味な音がだんだん大きくなってくるので、近づいて来ているのが分かるのだが、辺りを見渡してもそれらしいモノがない。
「だんだん近づいている。気味悪~!」
鳥か、何かの生き物の鳴き声とも思ったが、今や辺りに鳴り響くサイレンみたいだ。
夜に、そんな大きな声で鳴く鳥など出合ったことないし、犬や猫とも違う。
鳥にしても、犬猫にしても、どれも一度は聞いたことがある。普通、聞けば分かるはず……
夜に、そんな大きな声で鳴く鳥など出合ったことないし、犬や猫とも違う。
鳥にしても、犬猫にしても、どれも一度は聞いたことがある。普通、聞けば分かるはず……
もし、その音が生き物だったとしても、音から察して尋常じゃない声。
事態は切迫していると感じるほどだった。
事態は切迫していると感じるほどだった。
#%&■※?!○★ #%&■※?!○★
「わ~!!」
さらに近づいてくる音に耐え切れず、ひとりが悲鳴を上げて逃げ出すと、後の残りもそれに続いて逃げ出したのだった。
さらに近づいてくる音に耐え切れず、ひとりが悲鳴を上げて逃げ出すと、後の残りもそれに続いて逃げ出したのだった。
今もって、あの音が何だったのか?不明な音です。
そんな不思議な話でした。