「海の底に潜みしGreat Cthulhu(大いなるクトゥルフ)の復活に備えるDeep Ones(深きものども)の地上における活動拠点が記された中国の書物」
・現在、「R'lyeh Text(ルルイエ異本)」の名で知られている書物は、人間の皮で装丁された中国語の
写本である。
写本である。
・この本は「Arkham(アーカム)」の老研究家エイモス・タトルがチベットの奥地からやって来た中国人から10万ドルで購入されたもので、所有者であるエイモス・タトルの死後、相続人である甥のポール・タトルによって「Miskatonic University(ミスカトニック大学)」附属図書館に寄贈された。
・原本は人類以前の言語で書かれていたといわれており、「Great Cthulhu(大いなるクトゥルフ)」及び、その眷属と海の関わり、彼らが活動拠点としている8ヶ所の場所のほか、「YogSothoth(ヨグ=ソトース)」を呼び出す方法や、「Ithaqua(イタクァ)」の神話についての記述がある。
・「Miskatonic University(ミスカトニック大学)」において教鞭を執っていた「Arkham(アーカム)」在住の哲学教授、「Dr. Laban Shrewsbury(ラバン・シュリュズベリイ博士)」は、ポール・タトルによって寄贈された、この「R'lyeh Text(ルルイエ異本)」を詳細に研究し、「ルルイエ異本を基にした後期原始人の神話の型の研究」という論文を発表した。
・この論文には、クトゥルフ教団の拠点である8ヶ所の場所を、
1.南太平洋上カロリン諸島内のポナペを中心とする海域、
2.マサチューセッツ州「Innsmouth(インスマス )」の沖合いを中心とする海域、
3.インカ帝国のマチュ・ピチュの古代要塞を中心とするペルーの地底湖、
4.エル・ニグロのオアシス近辺を中心とする北アフリカ及び、地中海一帯、
5.メディシン・ハットを中心とするカナダ北部及び、アラスカ、
6.大西洋上アゾレス諸島を中心とする海域、
7.メキシコ湾内の某所を中心とするアメリカ南部一帯、
8.アジア南西部、埋もれた古代都市に近いといわれるクウェートの砂漠地帯であると指摘している。
1.南太平洋上カロリン諸島内のポナペを中心とする海域、
2.マサチューセッツ州「Innsmouth(インスマス )」の沖合いを中心とする海域、
3.インカ帝国のマチュ・ピチュの古代要塞を中心とするペルーの地底湖、
4.エル・ニグロのオアシス近辺を中心とする北アフリカ及び、地中海一帯、
5.メディシン・ハットを中心とするカナダ北部及び、アラスカ、
6.大西洋上アゾレス諸島を中心とする海域、
7.メキシコ湾内の某所を中心とするアメリカ南部一帯、
8.アジア南西部、埋もれた古代都市に近いといわれるクウェートの砂漠地帯であると指摘している。
・中国語版以外にも魔術師フランソワ・プレラーティによるイタリア語版が存在し、フランス皇帝となったナポレオン・ボナパルトがこれを所有していたと言われている。