ある日私の職場の機械設備が故障をしました。ふつうであれば修理担当者が修理を行い業務に戻るのです。しかし、このときの故障はその修理担当者の手に負えないものでした。
ミーティングが始まり対応策を協議しました。なにやら、少し前にも同じような故障があった、とマネージャーが発言しました。それでそのときはどのように対応したのか、と聞くと、「覚えていない」と言いました。
そうなんです。時々あります。仕事が継承されていないのです。引き継ぎもないし、記録も残しません。結局問題にぶちあった不幸な担当者が、イチから考えなければなりません。