美ヶ原王ヶ頭 スノーシューデビュー

この歳になって（何歳？ﾅｲｼｮ！）スノーシューデビュー。
朝食の際に『今日はどのようなご予定ですか』と聞かれて、
「まだ考えていません。のんびりかな～」とお答えしたら
『スノーシューはいかがですか』と。
そっかー、スノーシューね。一時期（若い頃）道具を買いたいと思った事もあったなぁー。
せっかくだから体験してみよう。
単純な頭のkutakuta夫婦です。

スノーシューを履くのに時間がかかり歩く前にどっと疲れました。
何しろ低温で、多分－18度くらいだったと思います。
初めてなので履き方を教えて頂いても手がかじかんで指が思うように動きません。
上手く靴がはめ込めなくってカンシャクを起こしそうでした。

お若い2人連れがスノーシューウオークから帰って来られました。
王ケ鼻まで行って来たそうです。
kutakuta達もと勇んで出発しましたが、ホテル裏の坂を少し下った辺りで
「もうここら辺で引き返そう」
「遭難したら大変だからね」
「今日は初めてだから腹八分目、いや六分目くらいで止めておかなくては」
言い訳がましく、ホントの所は疲れたのとそれ以上に寒さに耐えられなかったのでした。
スノーシューは一旦レンタル料を払ったら滞在中は何度でも利用可能です。
だからまた午後にでもやればいいよと言いながら、それ以降はありませんでした。

下界は上田の町




方角では長野方面になると思いますが・・・








スノーシューを楽しむグループ

2/4の歩数＝7769歩　　 2/3の歩数＝6807歩

王ヶ頭ホテル 霜の華

暖房のしていない部屋の窓ガラスにびっしりと霜が付いています。
窓霜の写真を見た時は「こんな事あるの？」と信じられませんでしたが、
昨年初めて見て「本当なんだ」と驚きました。
と同時に余りの美しさ、繊細さに感動でした。

朝陽が当たると金色に輝きます




スミレの花に見える





ガラスの内と外に偏光板を置くと不思議の世界が広がります







雪煙舞う高原





朝食タイムです。

2/2の歩数＝7992歩

美ヶ原王ヶ頭の朝

雪原染まる朝

快晴の朝です。

天気が気になって夜もおちおち眠れませんでした。
時間を見てはまだ1時・・・何度も目が覚めその度に時計を見る。
これでは疲れがとれるどころか増幅、でも眠れないのですから仕方ありません。

外が少し明るくなったかなという頃カーテンをちょっと開けたら山際が赤く染まり始めていました。
嬉しい＼(^o^)／お天気だ！　富士山も見えています。
しばらく部屋から外を眺めていましたが外に出る準備をしなくっちゃ。
雪煙がたっているのできっと極寒、気合を入れて外に出よう。

ホテルの屋上に上がると吹き飛ばされそうな風、指先が痛くて感覚がなくなってくる。
それでもこの景色を目の前にすると見ずにはいられない。
この空気感を感じないのは勿体ない。

日の出です




雪原を染めていきます




風に耐え、寒さに耐えて朝陽を眺めます

今日も日本海側は強い冬型の予報です。
アルプスは雲の中、期待していたモルゲンロートは見えませんでした。
又の機会に？？？
明日をも分からぬお年頃（笑）、またの機会がある事を願って。

2/1の歩数＝10378歩

王ケ頭ホテル到着 雪上車体験

正面に見えるのは蓼科山

標高2034m、王ケ頭ホテルに到着しました。
ぐるり360度見渡せます。天気も回復して絶景です。

チェックインを済ませて雪上車体験をします。
昨年も乗りましたがその日の気象条件が違えば見える景色も違います。

さあー出発、遊園地のアトラクション以上に揺れます。皆さん揺れを楽しんでいます。
昨年は小型の雪上車でしたが今回は大型です。揺れるのはどちらも同じですけど。
美しの塔まで行きます。
お話によりますと今年は雪が少なくて数日前まで土の上を走る場所もあったそうです。
強力寒波襲来で前日から雪が降りいい感じに高原が真っ白になったようです。

美しの塔とその向こうの鉄塔が見える所に王ヶ頭ホテルが建っています








シュカブラ（雪面にできる波の模様）
風が大騒ぎした後の贈り物と考えれば楽しくなります。(*^^)v
綺麗だからそっとしておきたい。






雪道の先には山本小屋があります。

1/30の歩数＝7536歩

美ヶ原王ヶ頭 出発までアタフタしました

今年も厳冬期の美ヶ原王ヶ頭に行きました。

出発は10年に一度の最強寒波となった25日、
数日前から寒波襲来が予想され予約しているホテルに電話を掛けたりで心配はつきません。
車で行く予定にしています。
ですが道路事情によっては電車に変更しなければと思っていて
時間を調べたり宿泊ホテルに電話をしてもしも変更した場合の連絡方法などお聞きしました。

何故連絡しなければいけないかと言うと、
厳冬期の美ヶ原王ヶ頭は道路が一般車は通行止めになります。
ですから電車の人は松本駅から、車の人は松本市内から車で30分ほどの【美鈴湖駐車場】に停めて
そこからホテルの送迎バスに乗るのです。

さて出発当日、電車は通常運行しています。
高速道路のライブカメラを見ると雪は降っていないし積もってもいません。
これなら車で行けそう、予定通り車で出発しました。

諏訪湖SAで休憩しました。駐車場に雪が少し積もっています。
滑らないようにゆっくりとペンギン🐧歩きします。
前日テレビで学習しました。
雪道や凍った道路は歩幅は狭く、足裏全体を地面につけて歩くのがいいと。

途中チェーン規制はありましたが何事も無く駐車場に着きました。

送迎バス時間まで1時間ほどあります。さ、お昼ご飯を食べなくっちゃ！おにぎり🍙です。
夕食はごちそうですからお昼は粗食でいいです。（笑）


送迎バスに乗って出発！この頃には青空も見えてきました。
振り返ればこんな道を上っています。

昨年より雪が少ないそうです。
少ないといっても標高2000ｍまでバスで上りますからずっと雪道です。
女性の運転手さんは四国の出身だそうでガイドをされる言葉を聞いていると懐かしくなりました。
話し方に瀬戸内の癖があります。
kutakutaも瀬戸内の出身だから「こういう言い方したわ～」なんて思ったりします。
「この辺りで先日ニホンカモシカを見ました」と聞くとみんなキョロキョロします。もちろんkutakutaも。
もし出会えればラッキーですもの。でも会えませんでしたがね。

途中景色のいい所で停めて下さいました。
写真タイムです。
「少しならバスから降りてもいいですよ」と。
夫は出て行きましたが、kutakutaは・・・寒いからバスの中からパチリです。🥶
木々に霧氷がついています。繊細でとっても綺麗です。
霧氷の林を抜けてバスは走る、こんなバス道路はそうは無いと思います。
贅沢な時間でした。感謝感謝です。

ホテル到着。
玄関先で迎えしてくれるはずだったウサギの雪だるまが半分ほど融けて見る影も無しになっていました。
お正月にお客様が作られた雪ダルマをホテルのホームページで見ていたので楽しみにしていたのです。

1/29の歩数＝6264歩

霧氷に感激＠王ヶ頭 ２

吹く風が肌を刺す
あわてて風に背を向ける




手が冷たい！　耳は冷たいを通り越して痛い！
メガネが曇って不自由、何回拭いても直ぐに曇る。
仕方ない、メガネ無しで歩こう。見るもの全部ボケている、仕方ない。






風が止むと目にも眩しい白銀の木々











見上げれば






除雪作業が始まりました。もうすぐ送迎バス第一便の出発です。







出発前にもう一度窓霜を見に行きました。
この日は前日の霜の上に今朝の霜が付いたからボリューム満点、
昨日と同じ霜だとは信じられない程です。




偏光板を使って





到着した時に迎えてくれた雪だるま。
昨日の暴風雪でお疲れ気味？
またお邪魔しますね。

2/28の歩数＝7321歩

霧氷に感激＠王ヶ頭 １

朝食を済ませて外に出ます。
予報を裏切っての青空です。
もうー嬉しくて歩き回ります。


霜化粧の電波塔群

前日の事です。、
暴風雪で外に出れないのでロビーで風景写真の本を見ていました。
とそこへホテルの方が来られてkutakutaの見ている本に気付かれて
「写真をお撮りになるのですか」と。
いろいろお話を伺って
「明日の出発は？」と聞かれて1便の10時だと言うと、
もし都合がつくなら2便の12時にされてはいかがでしょうかとアドバイスを受けました。
そこで急ぎ変更のお願いをしました。
そのアドバイスがなければkutakuta達はこの霧氷の世界を満喫する事なく後ろ髪を引かれながら
この地を後にするところでした。
本当にホテルマンの的確なアドバイスに感謝です。

見渡す限り霧氷林











スノーシューを楽しむ人

　

kutakutaも一度体験したいと思っていたのですが今回は出来ませんでした。

2/27の歩数＝6974歩

美味しいお食事（２泊目）＠王ヶ頭ホテル

ロビー

ホテルに到着してチェックインまでゆっくりしたり、
日の出を待つ間コーヒーを飲みながらまったりしたり、
悪天候で外に出られない時はここで新聞や本を読んだり。

ロビーからフロントを見る

フロント前の大きなテーブルにはお茶の用意がされています。
お客様が到着した際、また日の出を待つ間、出発まで時間がある時、
また昼間ホテル内でのんびりしたい時、ここでお茶を頂きます。
出発する際水筒にお茶を入れる為でしょうか、ジョウゴ（ろうと）も用意してあります。
きめ細やかなもてなしがあちこちで感じられます。

2日目の夕食です




イワナの塩焼き

串に刺したイワナの塩焼きは何年振りだろう。確か明神池以来かしら・・・？
身が厚い大きなイワナで頭から尻尾手前までとても美味しく頂きました。

食後、写真ギャラリーに行って絶景の写真を拝見して「また来たいね」と話しました。
そこには王ヶ頭の今日までの歴史が紹介されていました。
kutakutaは社会人になって2年目だったか、友達と２人で美ヶ原の山本小屋に泊まった事があります。
写真を見ながらその当時の事を懐かしく思い出していました。



モーニングコールを5時にセットして寝ましたが夜中3時には目が覚めました。
昨日同様窓から外を眺め真っ白でがっかり、再び寝て、でも寝られなくて30分おきに外を眺め又寝るの繰り返し。

日の出前

朝カフェでもとゴソゴソ起き出して、ロビーで待機していたらホテル前が霧が動いて開けてきました。
もう嬉しくて外へダッシュ！日は当たっていなくても目の前の霧氷の木々は見えます。
写真バシャバシャ、でも後で見たらほぼ没でした。（笑）

さ、食事タイム。
天気予報ではずっと曇りだったのに天の女神が微笑んでくれたのでしょう(^^)
窓から見える空、「青空出たよ！」もう信じられないくらいです。
後でホテルの方に聞いたのですが
「夜中の天気予報で晴れマークが短時間でもあれば翌朝晴れ間が出る望みがあるのですよ」って。

2泊目の朝食は和食でした

これまた美味しくてついつい食べ過ぎてしまいます。
とろろご飯は子供の頃以来です。懐かしく頂きました。
お替りのパンもありますが、食べたいけれど食べられない、お腹いっぱいです。

「この後デザートがありますが向こうの席が空きましたのでいかがでしょうか」
声を掛けて下さいました。
向こうの席というのは東側の太陽が雪面を照らしている方です。
もちろん、そちらに移動しました。
デザートはヨーグルトとコーヒーでしたが、お行儀悪く外ばかり見ていて写真を撮り忘れました。
撮り忘れた事すら覚えていなくて、こうしてブログを書くのに写真を探して「あれ、ない！」でした。

窓の外は

4/26の歩数＝6437歩

美味しいお食事（1泊目）＠王ヶ頭ホテル

楽しみにしていた食事の時間です。

　

1日目の夕食

美味しい食事でした。
見た目もきれいで味も良し。
残すのが悪くて・・・いや勿体なくて、どんな味がするのか食べてみたくて
普段小食のkutakutaですがほぼ完食でした。ご飯は少なめでお願いしましたけどね。
もうー、食べ過ぎ、お腹ポンポンたたきたいくらいでしたよ（笑）。

食べ過ぎたから少し運動しなくっちゃ、なーんて、3階分階段を上ったけど
この程度じゃね、運動にもなりませんね。

2日目朝食

朝食は洋食でした。
ちょっと軽めでした。でも小食のkutakutaはこれで十分です。
焼き立てパンの美味しい事。お替りできます。
全種類食べたいところですが、最初の2コで満腹です。

食材は地産地消を心掛けていらっしゃるようで、その都度産地や地元のお店を知らせて下さいます。
珍しいお野菜もありお聞きするとすぐに教えて下さいます。
kutakutaはチコリを初めて食べました。美味しかったです。
（そういえばNHK野菜の時間で栽培していたなぁーと思い出しました）

2/25の歩数＝3953歩

窓ガラスの霜模様に感動＠王ヶ頭

昨夜、モーニングコールを5：00にセットして寝ました。
寝つきは良かったのですが・・・3時には目が覚めて窓から外を見ると何も見えません。
月齢12.9の夜、晴れていれば月が明るいから雪原が見えるはず、でも何も見えない。
見えるのは目の前の手すりだけ。
あーあ、ガスってる。やっぱりなぁー
天気予報は良くなかったのです。
奇跡ってのもあるからもう少し寝て・・・
が、30分おきに外を見ても変わり無し。
30分おきに起きて窓から眺め、布団に入ってまた外を眺めるの繰り返し。
結局睡眠時間3時間、明け方3時に目が覚めてからは眠れなかった。

王ヶ頭ホテル2日目は一日中霧の中でした。
強風で雪は真横に流れています。
晴れたらスノーシュー体験をと考えていましたがダメでした。
「ちょっと外に出て様子を見てくる」
ドアを開けて数歩歩いただけで戻って来た夫。（笑）
極寒を体感してきたようです。


外が無理なら内で楽しもう。
王ヶ頭ホテルの有名な窓ガラスの霜を見に行きました。
すごい！一目見て驚きました。
車のフロントガラスに付いた霜の結晶でも感激していたkutakutaです。
こんな霜が本当に出来るなんて・・・
自然の芸術は素晴らしい！
写真をバシバシ、同じような写真ばかりを（笑）
窓霜が付いている部屋は無暖房です。
ガラスの内側に付いているので近寄ってはいけません。

普通に撮ったのがこれ





色温度を下げると






偏光板を窓の外にセットされました。





マジックのようです。偏光板有り無しで同じ霜とは信じられない変わりようです。




薄日が一瞬当たると虹色に。
レンズにPLフィルターを付けて撮ると綺麗な虹色になるそうですがkutakutaは持ってなくって・・・

この日、写真教室が開催されていました。
kutakutaは生徒ではありませんでしたが撮り方を教えていただきました。
「普通にシャッターを押しただけではただの窓霜」
「いろんな構図を工夫して、ズームレンズで・・・」
「色温度も変えて，iso感度も上げて」

「色温度は・・・どうやって変えるんだろう？？？」
その場でお聞きするのは恥ずかしくって、部屋に戻って取説を読みました。（笑）

窓霜撮影は初めてで面白くってはまってしまいました。




こんなホワイトアウト状態でもホテルの送迎車はお客様を乗せて到着します。
館内放送によると到着が少し遅れるそうです。
積雪が多くて除雪車が出動、除雪された直ぐ後を送迎車が進んでいるそうです。
途中で雪上車に乗り換えて上って来るお客様もいらっしゃるようです。
下界とのあまりの天気の違いにびっくりしていらっしゃる事と思います。

雪上車で到着のお客様

2/24の歩数＝1994歩