季節の風音

季節の移ろいや日々の風を写真とともに綴ります。

会津の旅 1 塔のへつり

2025-02-10 13:33:56 | 東北・北海道
数十年に一度と言われる寒波の真っ只中、
福島の中でも豪雪地帯の会津に2月6日から1泊2日で出掛けました。
ニュースによると今期は例年の4倍の積雪量との事、
なにもこんな時期に行かなくてもと思われるでしょうけれど、
申し込みの時点ではこんなに大雪になるとは思ってもいなかったのです。
寒波のニュースが流れてからは中止になるかもと旅行会社のサイトを毎日チェック、
なにも連絡もないので予定通りの出発です。


普段グータラ生活をしている身には早起きはつらい、それに氷点下(;´Д`)
通勤の人に交じって東京駅迄。
集合場所にはいろいろな旅行会社のいろいろなコースがひしめいて
自分が参加のコースは何処だ?
「そうそう、このマークの会社」と思い集団に交じっていたら
他の旅行者から「あなたの番号だとあっちですよ」と。


定刻通り出発しました。
関東は冷え込みこそ厳しいですが快晴で電車からは富士山もよく見えました。
いつも見ている富士山ですが東京より北のそれも電車から見る富士山は新鮮に映りました。(笑)

那須塩原辺りから薄く雪化粧、と思ったらあれよあれよという間にすっかり冬景色。


会津の旅、今回は偶然寒波で大雪警報が出ていますがそうじゃなくても豪雪地帯、
ツアーに参加の皆様はそれは心得たもの、電車の中でオーバーズボンをはいたり
靴下の上に防寒具をつけたり、準備万端です。





新白川駅に着きました。
ここから【塔のへつり】までバスで1時間強、
その間に準備しておいた昼食を食べて防寒着を着込んで寒冷地仕様になりました。





道中雪は激しくなり添乗員さんが【塔のへつり】の駐車場の除雪が間に合うか
ずっと電話でやり取りされています。






【塔のへつり】に着きました。バスは駐車可、一安心。
バスから渓谷が眺められるテラスまで歩くのが精一杯。
雪で足元がどうなっているのか分からないのでウロウロ歩き回るのは危険、
人が歩いた1本の道のみ歩行です。
皆さん恐る恐る下を覗いて直ぐに引き返し、温かいきのこ汁を頂いて温まりました。

へつりとは会津地方の方言で川に迫った断崖や急斜面の意味です。
奇岩怪石が塔のように並立する景勝地で百万年の歳月をかけて、
浸食と風化を繰り返し見事な景観がつくられました。
という事です。今回は暴風雪真っ只中の訪問でほとんど見えませんでした。
橋がかろうじて見えただけです。
ですがお客様の中に「前回来た時は橋が見える場所までも近づけなかったから
今回は見えただけでも良かった」という方もいました。

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