REYの世迷言

日々の日記風ブログ

城が崎の思い出~ 煙草と心中

2012-06-27 | Weblog
     

思い出っていうきれいなものではないんだけど。。。

今はもう路上駐車厳禁になってる城が崎の八幡の港の坂道。
昔は早い者勝ちであいてるスペースに駐車することもまあまあ消極的ながら許されてました。
車を止めて、クライミングの準備をしていると必ずといっていいほど、小柄な坊主の親父が現れて来ます。
その親父は、どうやら口がきけないらしくゼスチャーで何かを訴えようとします。
私たちも最初はわからなかったんだけど、何回目かの時に清水の冒険親父が、親父同士の意思の疎通かはたまた
その面倒見のいい性格からか、訴えかけてることを解釈!
でも、それは単なる煙草をくれーーということでした。

それからちょっとたって、小島さんと真知子さんに会ったとき、真知子さんが
『ねえ、知ってる?城が崎で心中事件があったんだって』というのでよくよく聞いてみたら
その城が崎の煙草親父が、小指をたてたり喉を指したりするので、そのしぐさからそう解釈したらしい。
さすが、売れっ子脚本家
想像力も一味違うなあと、私たちは感心したのでした。

もう最近は城が崎に行くことも少なくなったんだけど、ちょっと思い出します。

写真は城が崎のどこかの入り江。