ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

気負わず、気取らず、ありのまま。
ゆるりと思ったことを書いていってます。
お気に召したらうれしい限り。

時代がひとつ終わりました

2008年11月04日 23時36分05秒 | Weblog
こんばんは、ジニーです。




今日は朝からショッキングなニュースが流れましたね。
90年代、音楽バブルの絶頂期にその時代を牽引していた小室哲哉さんが逮捕されました。
なんか切なくなりますね。
一時はどこからも引っ張りだこ、リリースするCDは瞬く間に売れいたるところで聴くことができました。
しかし、まさに栄光からの転落。
栄華を極めた彼が逮捕されることになろうとは・・・。

でも、ニュースを見るたびに悲しくなります。
確かに小室さんはしてはいけない事をしました。
それは変えられようのない事実だし、そこを擁護するつもりもありませんが、彼こそ時代に飼い殺された人間なのではないでしょうか。
彼の作る曲が売れまくっていた90年代。
時代は音楽バブルでミリオンヒットが連発しました。
その中で世の中は次から次に新しいものを求めました。
そんなわがままに応えるべく小室さんは音楽を作り続けました。

あるところでは音楽の価値を落とした張本人とも言われていました。
正直言って僕自身、彼の作る今日はどれも似たように聴こえてあまり好きにはなれませんでした。
それでも名曲を生み出していることは確かなことだし、人々に感動を与えたことも確かです。
そしてそれは現在もずっと継続しています。
決して音楽の価値は落ちてないと思うんです。
音楽は価値を落としたのではなく、受け入れ方が変わったのだと思います。
CDではなくネット配信が主流化している現在。
一昔前では考えられないくらい音楽の入れ替わりが早くなりました。
刺激を求める僕たちは新しいものもそこそこに次を求めてしまう。
それが結果音楽の価値が落としたように見える・・・のではないかなぁと思うんです。

結局小室さんは自ら作り出した時代の波に呑まれてしまったという気がします。
(まぁ、それ以外のところで印象が悪かったことがあったのもきっかけとなったかもしれませんが・・・)
人々の生きる力となる音楽が、一方で首を絞めるものになっている。
そう考えると、どうにもこうにも切なくなってしまうのです。
コメント
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