こんにちは、ジニーです。
随分と暖かくなり、うららかな陽気になってきた今日この頃。
あんまりミステリーばかり読むのもなんなので、少しブレイク読書。
今回読んだのは、小川糸さんの「食堂かたつむり」。
本自体は随分前に手に入れていましたが、なかなか手を出せていなかった一冊。
この本を読む気分になるのを待っていたという感じですね。
タイトルからわかる通り、食堂にまつわる物語です。
主人公、倫子がトルコ料理店のバイトから帰ると、同棲していたインド人に
何もかもを持ち去られ、田舎に帰るところから話は始まります。
田舎に帰って、1日一組の小さな食堂を営むことになり・・・。
とにかく初っ端からいろんな情報量が入ってきますが、
少しすればのんびりしたテンポになっていきます。
本作は、「食」を通して気持ちが昇華する、行き場を見つける
気持ちと気持ちが繋がる、そんなことを実現していく不思議な食堂の話です。
でも短編ではなく、長編小説。
いくつかのお客様にもてなす料理は、お客様との面談を通して
考えつくされたレシピで、だからこそ一口、一口が心と体を解きほぐしていきます。
そういったエピソードを読み進めながら、やがて主人公倫子に立ちはだかる
大きな問題に読者も触れていきます。
生きるということは、すなわち食べるということ。
そのため、小説のテーマにもなりやすい「食」ですが、
作品ごとにその作家さんらしさというか色がありますね。
本作は優しさを感じつつ、時折ドキッとするほどの直接的な表現や
野蛮さが出てきた梨、いろんな意味でドキドキしながら読み進めました。
僕自身も食べることが大好きなので、こういったテーマの小説は大好きです。
ミステリーはどちらかというと人の命が消えていくタイプの話である分、
生きることにつながる「食」の小説は、どうしても読みたくなる瞬間があります。
本作もリフレッシュできました。
そして、ぬか漬けとザクロカレーが食べたくなりました(笑)
随分と暖かくなり、うららかな陽気になってきた今日この頃。
あんまりミステリーばかり読むのもなんなので、少しブレイク読書。
今回読んだのは、小川糸さんの「食堂かたつむり」。
本自体は随分前に手に入れていましたが、なかなか手を出せていなかった一冊。
この本を読む気分になるのを待っていたという感じですね。
タイトルからわかる通り、食堂にまつわる物語です。
主人公、倫子がトルコ料理店のバイトから帰ると、同棲していたインド人に
何もかもを持ち去られ、田舎に帰るところから話は始まります。
田舎に帰って、1日一組の小さな食堂を営むことになり・・・。
とにかく初っ端からいろんな情報量が入ってきますが、
少しすればのんびりしたテンポになっていきます。
本作は、「食」を通して気持ちが昇華する、行き場を見つける
気持ちと気持ちが繋がる、そんなことを実現していく不思議な食堂の話です。
でも短編ではなく、長編小説。
いくつかのお客様にもてなす料理は、お客様との面談を通して
考えつくされたレシピで、だからこそ一口、一口が心と体を解きほぐしていきます。
そういったエピソードを読み進めながら、やがて主人公倫子に立ちはだかる
大きな問題に読者も触れていきます。
生きるということは、すなわち食べるということ。
そのため、小説のテーマにもなりやすい「食」ですが、
作品ごとにその作家さんらしさというか色がありますね。
本作は優しさを感じつつ、時折ドキッとするほどの直接的な表現や
野蛮さが出てきた梨、いろんな意味でドキドキしながら読み進めました。
僕自身も食べることが大好きなので、こういったテーマの小説は大好きです。
ミステリーはどちらかというと人の命が消えていくタイプの話である分、
生きることにつながる「食」の小説は、どうしても読みたくなる瞬間があります。
本作もリフレッシュできました。
そして、ぬか漬けとザクロカレーが食べたくなりました(笑)