こんばんは、ジニーです。
今日もまだ2月だと思ってました。
2月は結構本を読んだぞって思っていたのに、感想を書くのを
先送りにしてたら3月ですよ。怖っ!
さて、2月に読んでおりました作品のひとつが、岩井俊二の「ラストレター」です。
昔から岩井俊二の映画は好きで、いろいろ(全部じゃないんです)と見てきています。
好きなのは「四月物語」。
めちゃめちゃ好きすぎて、しょっちゅう見てました。
ああ、でも最近は見れていないな。
見たいなぁ。
それ以外にも「リリィシュシュのすべて」、「花とアリス」とか好きですね。
プロデュース作品だと「虹の女神」も好きです。
今回、自身の最新映画「ラストレター」を制作し、その原作にあたるのが本作です。
そこで、初めて先に原作を手にしてみました。
感想から言うと、岩井俊二は映画を作ることに専念してたほうがいいな、と思いました。
これはあくまで個人的な感想ですが、洗練された空気感を持つ映像を切り取る
唯一無二の存在である監督ではありますが、小説になると途端に凡庸な感じになるなと思いました。
独特な切り取り方というのは確かなんですけど、
映像と活字とでは受け取り方の印象が大きく違うのかと、自分でもびっくりしました。
ただ、むしろ逆にこの世界観が、監督の視点や手腕でどのような映像になっているのか
というのが非常に気になりました。
同じ活字でも、それを通して見える景色が大きく違ってくるのだろうなと、
監督として、こういう景色を見せたかったのかと、
そういう観点で言えば、楽しめた感はあります。
同窓会を経て、ひょんな形で始まった手紙の交換。
そこに切り取られた青春の断片が、関わる人物それぞれに、各々の景色で存在する。
喪失感を持ちながら手紙を続ける主人公に訪れる心の機微とは?
そして、最後に見出す答えとは?
わずか数日のやり取りをギュッと凝縮した感覚。
スマホ、SNS、手紙の存在は薄れる一方な世の中に、手紙をテーマにした作品。
監督は何を伝えたかったのか。
岩井俊二らしいモチーフだと感じました。
今日もまだ2月だと思ってました。
2月は結構本を読んだぞって思っていたのに、感想を書くのを
先送りにしてたら3月ですよ。怖っ!
さて、2月に読んでおりました作品のひとつが、岩井俊二の「ラストレター」です。
昔から岩井俊二の映画は好きで、いろいろ(全部じゃないんです)と見てきています。
好きなのは「四月物語」。
めちゃめちゃ好きすぎて、しょっちゅう見てました。
ああ、でも最近は見れていないな。
見たいなぁ。
それ以外にも「リリィシュシュのすべて」、「花とアリス」とか好きですね。
プロデュース作品だと「虹の女神」も好きです。
今回、自身の最新映画「ラストレター」を制作し、その原作にあたるのが本作です。
そこで、初めて先に原作を手にしてみました。
感想から言うと、岩井俊二は映画を作ることに専念してたほうがいいな、と思いました。
これはあくまで個人的な感想ですが、洗練された空気感を持つ映像を切り取る
唯一無二の存在である監督ではありますが、小説になると途端に凡庸な感じになるなと思いました。
独特な切り取り方というのは確かなんですけど、
映像と活字とでは受け取り方の印象が大きく違うのかと、自分でもびっくりしました。
ただ、むしろ逆にこの世界観が、監督の視点や手腕でどのような映像になっているのか
というのが非常に気になりました。
同じ活字でも、それを通して見える景色が大きく違ってくるのだろうなと、
監督として、こういう景色を見せたかったのかと、
そういう観点で言えば、楽しめた感はあります。
同窓会を経て、ひょんな形で始まった手紙の交換。
そこに切り取られた青春の断片が、関わる人物それぞれに、各々の景色で存在する。
喪失感を持ちながら手紙を続ける主人公に訪れる心の機微とは?
そして、最後に見出す答えとは?
わずか数日のやり取りをギュッと凝縮した感覚。
スマホ、SNS、手紙の存在は薄れる一方な世の中に、手紙をテーマにした作品。
監督は何を伝えたかったのか。
岩井俊二らしいモチーフだと感じました。
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