ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

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ちょっと感じた事

2020年09月17日 23時11分08秒 | Weblog
こんばんは、ジニーです。


今日、ツイッターを見ていたら、何やら荒れているツイートがありました。
「産後うつ」は「甘え」だというものです。

目にした方もいるかもしれませんね。


まあ、個人がどう思うのかは鑑賞できるものではないので、
どうしようもないのですが、無視できなかったのは2点。

【実体験を一般としている危うさ】
このツイートをした方は、産後3ヶ月で仕事復帰し、駆け抜けたそうです。
その実体験から、「産後うつ」は「甘え」と断言しています。
この人にとってはそうだったのでしょう。
しかし、この方の実体験が、果たしてすべての人に当てはまるのか?
実体験は一つの事実であり、それは貴重な丈夫の一つではありますが、
その一つを取って、すべてがそうと、一般論として持ち出すのはいささか
乱暴ではないでしょうか?
「私にできた」から「あなたにできる」となるのでしょうか?
必要十分条件には到底なりえないと思うのですが、どうなんでしょうね。


【上記内容をツイートしてしまう危うさ】
個人で思っている分には別に名でもないのですが、これをツイートしてしまっている。
どういう意図があったのでしょうか?
意図的な炎上による売名?
自分はできたという自慢?
誰かを助けたい正義感?
色んな受け取り方ができます。
ツイート、言葉の怖いところは自分の意図とは違う受け取り方をされてしまう
所にあると思っています。
だから、慎重に言葉を選び、発する必要があります。
今回のスイート、目的は定かではありませんが、つぶやく前に今一度考えられ
なかったのでしょうか?


ちなみに、このツイートの後に重ねる形で、なぜそう言うのか
説明もされていましたが、ちょっと僕にはよくわかりませんでした。

本当は伝えたいことは別にあったのかもしれません。
違う伝わり方で伝わってしまい、こんな風に炎上したのかもしれません。
が、そうであればもっと考えられたのではないかな?
伝える言葉も、伝える方法も。


よく「あなたのために言っている」という正義感を振りかざす人がいます。
あくまで持論ですが、正義感は人に押し付けるものではなく、
自分自身の中に置く尺度だと思っています。
そもそも、たかが自分の正義感など他人に当てはまるはずがないのです。

世の中が「産後うつ」について語るきっかけを投げかけたのであれば、
これは成功したと言えるのではないかと思います。
そうすると、目立ってしまうのが「私は産後3ヶ月で~駆け抜けました」というくだり。
「産後3ヶ月で~駆け抜けている人もいます」ならね、良いんですけどね。
どうしても、全社の伝え方は「私ってすごいでしょ?」感を感じることを禁じ得ない。
僕はこういうところになんか底の浅さを感じてしまうなぁ。


そんなちょっと感じたことを書いてみました。
言葉って、自分や相手に寄り添う者であってほしいな、と感じた一日でした。

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