おはようございます、ジニーです。
今日の読書感想は、丸戸史明さんの「冴えない彼女の育て方 5巻」です。
アニメから入り、劇場版も2回堪能し、ようやく原作に手を伸ばしたのが
一昨年前。
チビチビ、コツコツと読み続け、ようやく5巻まで読了しました。
まずは、簡単におさらい。
本作はアニメやゲーム、ライトノベルへ傾倒する筋金入りのヲタ、
安芸 倫也(あき ともや)が自分が心から萌えてキュンキュンする
ようなギャルゲーを制作するべく、周囲の人を巻き込みながら
猛進していく物語です。
巻き込まれるの大き3名。
金髪ツインテールのハーフで誰からも慕われる同級生でありながら
その素顔は、コミケで熱狂的な人気を誇る18禁同人作家の美少女。
ゲームのキャラデザインなど原画を担当。
入学以来、常に成績は学年位置を取りつづけ、無口なクールビューティー。
しかし、その素顔は、ドSで、ヤンデレで、新進気鋭のライトノベル作家という
1学年上の黒髪ロングの美少女。
ゲームのシナリオを担当。
ずっと同級生だったのに、2年生になるまでその存在を認識ていなかったが、
その素顔は、そのままキャラが死・・・存在感が薄い美少女、
でも主人公の製作しようとするゲームのメインヒロイン担当。
他にもスクリプト作成も独学で身につけていきます。
本作では、無口なクールビューティー、霞ヶ丘 詩羽(かすみがおか うたは)を
中心とした物語となっています。
前作までに音楽担当もメンバーに加わり、ゲームプロジェクトも徐々に全身
してきたな、と感じられるようになってきました。
ちなみに作成しているギャルゲーというものは、簡単に言うとサウンドノベル、
いわゆる紙芝居ゲー。
テキストを読み進めつつ、時折現れる選択肢の選び方次第で、女の子との
好感度が変化したり、エンディングも異なって行くなど、いまだに没入するヲタの
多い一つのジャンルでもあります。
いろんな要素が必要となりますが、シナリオはその肝となる重要な要素であり、
本作では、売れっ子高校生ライトノベルの作者でもある、霞ヶ丘 詩羽が手掛けるのです。
その詩羽さんが今作が、共存不可能な二つの物語を作り上げ、どちらを採用するのかを
倫也に委ねます。
どちらも神シナリオであるため、決断できない倫也は、恵の一つの提案を機に
最終的な結論を出す、というストーリーです。
この二つのシナリオ、実は詩羽さんの湾曲しまくった告白のようなもので、
一つは正統派メインヒロインの恵、もう一つは自分を投影しており、
どちらを選ぶかで、倫也の中にある潜在的な想いを確かめに行ったのが
この二つのシナリオ作成に込められた一つの詩羽さんの想いでした。
本当に、ひねくれた表現方法しかできない、ヤンデレさんですね。
リアルな世界でやられたら、ドン引きものですが、本作を読んでいると
なぜかしおらしく見えてしまうんですねw
普段が毒舌キャラで、ドSなキャラだけに、そのギャップに萌えてしまうような
ものなのかもしれません。
天才的な文才を持つ彼女だからこそ、想いをシナリオに込めるというのも
ひょっとするとごく自然なことだったのかもしれませんね。
さてさて、倫也はどういう結果を出したのでしょうか?
この辺はアニメで先に見ていたので、結果は知りつつ読み進めていたのですが、
やはり小説になると、心情や気持ちの機微のようなものが描写されているので
その時よりも、この二つのシナリオに込めた詩羽さんの気持ちが、よりダイレクトに
伝わってくる印象でした。
そして、その詩羽さんの真意に気付いた恵の行動も。
アニメの映像を思い出しつつ、フラッシュバックしながら読み進めるというのが
本作の面白さであり、醍醐味だと思います。
相変わらず、それぞれのキャラが脳内で勝手に声優さんの声で変換されるので
サクサク読み進めていけますし、なかなか愉快です。
本作、メインストーリーは全13巻。
ようやく半分が見えてきたところです。
今年中にあと何冊読めるかは佐定かではありませんが、折り返しを
迎えるくらいには進めていきたいなと思います。
今日の読書感想は、丸戸史明さんの「冴えない彼女の育て方 5巻」です。
アニメから入り、劇場版も2回堪能し、ようやく原作に手を伸ばしたのが
一昨年前。
チビチビ、コツコツと読み続け、ようやく5巻まで読了しました。
まずは、簡単におさらい。
本作はアニメやゲーム、ライトノベルへ傾倒する筋金入りのヲタ、
安芸 倫也(あき ともや)が自分が心から萌えてキュンキュンする
ようなギャルゲーを制作するべく、周囲の人を巻き込みながら
猛進していく物語です。
巻き込まれるの大き3名。
金髪ツインテールのハーフで誰からも慕われる同級生でありながら
その素顔は、コミケで熱狂的な人気を誇る18禁同人作家の美少女。
ゲームのキャラデザインなど原画を担当。
入学以来、常に成績は学年位置を取りつづけ、無口なクールビューティー。
しかし、その素顔は、ドSで、ヤンデレで、新進気鋭のライトノベル作家という
1学年上の黒髪ロングの美少女。
ゲームのシナリオを担当。
ずっと同級生だったのに、2年生になるまでその存在を認識ていなかったが、
その素顔は、そのままキャラが死・・・存在感が薄い美少女、
でも主人公の製作しようとするゲームのメインヒロイン担当。
他にもスクリプト作成も独学で身につけていきます。
本作では、無口なクールビューティー、霞ヶ丘 詩羽(かすみがおか うたは)を
中心とした物語となっています。
前作までに音楽担当もメンバーに加わり、ゲームプロジェクトも徐々に全身
してきたな、と感じられるようになってきました。
ちなみに作成しているギャルゲーというものは、簡単に言うとサウンドノベル、
いわゆる紙芝居ゲー。
テキストを読み進めつつ、時折現れる選択肢の選び方次第で、女の子との
好感度が変化したり、エンディングも異なって行くなど、いまだに没入するヲタの
多い一つのジャンルでもあります。
いろんな要素が必要となりますが、シナリオはその肝となる重要な要素であり、
本作では、売れっ子高校生ライトノベルの作者でもある、霞ヶ丘 詩羽が手掛けるのです。
その詩羽さんが今作が、共存不可能な二つの物語を作り上げ、どちらを採用するのかを
倫也に委ねます。
どちらも神シナリオであるため、決断できない倫也は、恵の一つの提案を機に
最終的な結論を出す、というストーリーです。
この二つのシナリオ、実は詩羽さんの湾曲しまくった告白のようなもので、
一つは正統派メインヒロインの恵、もう一つは自分を投影しており、
どちらを選ぶかで、倫也の中にある潜在的な想いを確かめに行ったのが
この二つのシナリオ作成に込められた一つの詩羽さんの想いでした。
本当に、ひねくれた表現方法しかできない、ヤンデレさんですね。
リアルな世界でやられたら、ドン引きものですが、本作を読んでいると
なぜかしおらしく見えてしまうんですねw
普段が毒舌キャラで、ドSなキャラだけに、そのギャップに萌えてしまうような
ものなのかもしれません。
天才的な文才を持つ彼女だからこそ、想いをシナリオに込めるというのも
ひょっとするとごく自然なことだったのかもしれませんね。
さてさて、倫也はどういう結果を出したのでしょうか?
この辺はアニメで先に見ていたので、結果は知りつつ読み進めていたのですが、
やはり小説になると、心情や気持ちの機微のようなものが描写されているので
その時よりも、この二つのシナリオに込めた詩羽さんの気持ちが、よりダイレクトに
伝わってくる印象でした。
そして、その詩羽さんの真意に気付いた恵の行動も。
アニメの映像を思い出しつつ、フラッシュバックしながら読み進めるというのが
本作の面白さであり、醍醐味だと思います。
相変わらず、それぞれのキャラが脳内で勝手に声優さんの声で変換されるので
サクサク読み進めていけますし、なかなか愉快です。
本作、メインストーリーは全13巻。
ようやく半分が見えてきたところです。
今年中にあと何冊読めるかは佐定かではありませんが、折り返しを
迎えるくらいには進めていきたいなと思います。
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