色々と皆様にご心配いただき、感謝しています。
正直、どこまでシビアな内容を書くべきなのか?
苦しんでいます。
直人の命が助かっただけでも、かなりの幸運?強運?と言える状況だったのは間違えありません。
家族としては、生きてさえいればそれで十分と感じている日々です。
このような大怪我をしていて言うのも変ですが・・・
さまざまな幸運が重なったことで、本当に記録的にも短い時間で手術室に入ることができました。
脊髄損傷からの治療は、12時間以内がものすごく重要で・・・
早く治療をすればするほどに、その先の生活への影響も大きく変わると聞きました。
それ以上に、直人の生命を脅かしていたのは脊髄損傷エリアからの大量内出血でした。
血管の専門医が、1発目のCT検査中に発見。
その場で、止血剤の大量投与となり・・・
先生から呼ばれて・・・個室で状態の説明
途中、嫁・アズが病院にかけつけ、一緒に話を聞きました。
もう時間が無いとの判断で、急いで同意書に全部サインして・・・
アズは、かなり取り乱してしまいましたが、直人が一喝”アズ、心配するな俺は大丈夫だから泣くなここにいろ”
家族がチョロット直人の様子を見て会話したのち、そのまま手術室。
笑顔もありましたね~
直人なりに、アズや嫁に対しての気遣いと感じ・・・この時の奴の表情は一生忘れないでしょう。
出血の原因を見つけて処置したのですが・・・
これ以上の輸血は、その後の合併症などの影響も?
脊髄神経に悪い影響を与えていた胸椎の4・5番一部切除。
一部で終わったのは、再出血の危険がかなりあるので中止となったようです。
脊髄神経の圧迫を抑えるために、そのエリアの背骨が付いている胸椎の後ろ側の骨を全部外し、上下の骨を利用して長いプレートにビスを打ち込んで固定。
大きな空洞を作り、脊髄神経への対応をしたそうです。
これでも、手術としては最低限の処置で終了だそうです。
緊急手術後・・・
状況報告の際は、家族だけでは不安もあり、この手の怪我に詳しいファミリーパパさんに同席をお願いして聞きました。
俺は体が、ふわふわしているような感じで、頭の中に話の内容が全く入ってくるような状況じゃ~なかったように今は思います。
手術を担当した医者の立場じゃ~でてくる話の内容は、本当に厳しい内容の連続で、聞いているこっちの頭がおかしくなりそうです。
今の時代、医療裁判が怖いんでしょうね~
希望的患側は、一切口にしませんからね~
地獄の宣告のようなものですけど、脊髄神経が完全に切れちゃっているわけじゃ~ないとのこと。
見た目にも、神経事態にキズ等は確認できませんでした、とも言われました。
神経の反応も小さいですが、手術中に確認できたとも言われました。
希望は十分にあります。
で・・・今
高度救命救急病棟は変わりませんが、生命の危険から脱したとの判断で、ICUより1つクラスの低い?HCUというところに変わりました。
まだまだ合併症のリスクがあるようで、さまざまなお薬&点滴等を続けています。
現状ではまだ強い痛み止めの影響で、背中からの痛みも少ないようですが、肋骨を4本骨折しているのと、肺に損傷があるので、食事や呼吸がまだまだ辛いように見えます。
体の内側からの治療も大事ですからね~
今は、糖分・カロリーを多く取るようにとの指示で!
ウイダー・・・飲みまくりです。
食道が細くなっちゃっているので、ゼリーが一番楽に入ってくれるんだそうです。
21日(金曜日)からベッドの上でですが、リハビリもはじまりました。
この怪我の内容で、1週間後にリハビリを始めることは、かなり早いペースとのことです。
両手の筋力を落とさないためのトレーニング&下半身のマッサージ?ストレッチ?&呼吸法を学んでお腹に力を入れるトレーニングです。
まずは車椅子に乗れるようにならないと、その先のリハビリに進むことができませんからね~
幸いにも、お腹に力が入るようですから・・・車いすからの転落の危険が少ないとの判断で・・・
昨日、リハビリの先生&看護士の皆さんのご協力で、背もたれの長い車椅子に乗り、病室から外へ空気を吸いに出られた~と本当にうれしそうに話してくれました。
ちょ~ど、髪も洗っていただいて・・・気分もかなり良いようです。
まだこれからの手術予定や、治療方法など・・・
まったくといってい~ほど、何もわかりません?
わかっている内容としては、外しちゃった背骨部分や、完全にダメになっちゃった4・5番胸椎は、インプラント(セラミック)を入れることになります。
強烈にポジティブな直人の力を信じて・・・
先の長い治療になりますが、家族力をあわせて頑張ります。
本人の意思表明では・・・
来年の全日本開幕戦には復帰しますから!
大丈夫です。
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