今週は、内容が前後してしまいますが、今日は、22日に行われた第44回モトクロスMFJグランプリ大会の結果と、親としての総括を書きたいと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、結果は総合2位・Bクラス2位の・・・惨敗。
本当に沢山の方々の応援、関東からSUGOまで応援に来てくれた仲間、現地ではじめてお会いした方を含め、沢山の方からお声を鰍ッていただいたのに、結果を出せず・・・大変申し訳ないです。
今回のレースを振り返って、子供との今までの全日本に対する経過・レースを終えての正直な感想を書きたいと思いますので、内容で細かいことを言う方々のクレームはご遠慮願いますね!
当初、3月26日の開幕戦で環君に差を付けられて負けたことは、親子にとってこれ以上無い、刺激になったことは間違えないです。
直人も、環君に対して”走り慣れた地元の子であろうが、今度は絶対に負けない”と、かなりの意気込みがありました。
4月23日に行われた関東大会は、正直、負ける気は最初からしていませんでした。
直人の気合いは、すごい物でしたし、ホームコースにしているキッズはだれもいないし、これこそイコールコンディション、実力・度胸のある物が勝つレース。
その雰囲気を見ていて勝ちを確信していたからです。
直人にとって、関東大会は、環君に対するリベンジの通過点にしか過ぎなかったからだと思います。
その後も定期的にKTMでの練習はしましたが、関東ではメインが65になっていることから、当然、練習量は少ないですが、それでも短期・・集中で練習をしたつもりです。
SUGOにも遠征して、練習を数回しましたが、金銭的にこれぐらいが限界かな~と言ったところもありました。
また、他に出場した方々には大変申し訳ないですが、当初から、GPは環君と直人の一騎打ちの転回になることを確信していたので、他の選手は目に入っていませんでした。
出来る限りの調整をして万全な体勢でGPにのぞみ、打倒!環君で勝負を賭けようときめてましたからね。
14~15日のSUGO遠征練習時も、10分+1周の本番を想定したタイムアタックで、9周は楽勝と思いました。
それは1周、1分チョイ・・フラットは厳しいかな~と言った感じで周回していたので、本番の路面の荒れから想像し、プラスを見て9周と予想。
この調子で本番が走れれば勝てると思いました。
練習量が少ないことはゆがめませんが、集中しての練習は成果があったと思いましたし、直人の実力を信じて、本番はいける?・・・なんて!
フタを開けると、8周勝負。
ここで、まず第1の作戦ミスがあったわけです。
開幕戦以上に、路面コンでションは悪く、トップライダーの転倒が目立つレースとなってましたからね。
朝の練習の状態で直人の話を総合して、ラインの選択を話し合い、スタートの1時間前にはコースを周り、細かく路面をチェックしました。
ところが、本番では私が想像しなかったラインを環君は走っています。
それも、明らかに速いです。
1周目を見ていて直ぐに気が付いたのですが、環君のリヤは、無駄に滑っていないんですよね~。
それに比べて直人はコーナーの立ち上がりでリヤの空転が目立ちます。
ラインも、ここはやばいかな~と思ってチェックしたところが、予想を反して走りやすかったようで、ここで第2の作戦ミスです。
3周目で、直人も気が付いたようでラインを変えはじめましたが、その時点で既に50メートルは差が付いていたでしょうか?
私は、レースを見ていてこの時点で、負けを想像しました。
しかし、ただでは転ばない直人、ラインを変えてからの走りは良かったですね~
2周で、一気に差を詰めます。
周回遅れが出始めたことも、影響があったと思いますが、これに関してはイコールコンディションですけどね。
しかし、ペースは良くなった物の、周回遅れがいる分タイムは上がってないかな~と言った感じで、不安が出てきました。
それは、スタート前から9周勝負と直人に言っていたので、そこが非常に気になり始めたからです。
7周目では、直人なりにアタックを賭けたかな~と、言ったライン変更もあり、ドキドキしたのは事実です。
その後L1ボードが出ます・・・やば~・・・1周短い。
直人も頭の中できっと・・・”あれ~”と、思ったことでしょう。
8周目の後半は、チャージしているのが良くわかりました。
しっかり環君のラインを見て走っている様子は目でわかります。
これはいけるか・・・・?
ゴール手前のストレート後の右コーナーで直人のことだから絶対に勝負を賭けるなと、思ったのでそのコーナーに私はつきました。
予想通り、直人はしっかり後ろで走り、先にイン側に出ます。
ここでは、本当に心臓が飛び出すぐらい興奮しましたね~
しかし、ここのインはかなり荒れています。
直人は転倒覚悟で飛び込むかな?・・ぎりぎりでラインを変えるかな?
しかし、ここで環君も横で直人のエンジン音を聞いていますから、踏ん張りましたね。
勝負・・・つきました。
負けです。
悔しくて悔しくて、仕方がありまん。
この世界に入り、これ以上の悔しさを通り越し、屈辱はありませんね~
直人は良くがんばったです。
しかし、自分のたてた当初の作戦が甘かった分、辛くて辛くて仕方がありません。
表彰台の直人も元気がなく、私の方をむこうとしません。
ごめんな~直君。
嫁がその後リザルトを見に行ったようで、0.846秒差だったよ、と言ってきたのですが、一言、レースは1/100秒の世界なんだから、負けは負け。
ラップでも0.189秒及ばず。
直人は3年生ですから、来年がありませんので、これで終わりです。
子供であろうが、厳しいレースの世界ですから、日本1と日本で2番目は・・・大違い。
2位は、負けですよ本当に・・・・
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本当にお疲れ様でした。
環君パパにも言いましたが、本当に悔しいです。
しかし、これだけのライバルがいることがこれからの直人にとっては、最高の刺激になることは間違え無しです。
ブログにも書きも見ましたが、本当に直人は、今年、打投ツ君で、一生懸命に頑張ってきました。
結果はあの通りでしたからね。
でもこれだけ一生懸命に子供が打ち込んでいる姿を見れたことは、親として、環君・パパに・・・本当に感謝しております。
来年はMFJの東北戦にスャbトで出ちゃおうかな~と直人と話していますので、今度は負けませんから良きライバルでいてください。
本当に良い経験をさせていただき、ありがとうございました。
今回も遠征にての応援、大変ありがとうございました。
今日は眠くなかったですか?
ビデオで出原さんのコメントまで撮っていただき、本当に良い記念になりました。
今回の勝負で得たものは、沢山ありました。
この悔しさがこれからのレースにいかされる事でしょう。
本当にお世話になりました。
そんな背景があったとは…
直人君もなおパパさんも悔しかったというのが、文面からひしひしと伝わってきます。
でも、良きライバルを持つというのが、どれほど人を成長させるかというのも感じました。
『親も本気なら、子も本気』とよく言いますが、なおパパさんの所は『子が本気だから、親が本気になる』って感じなのかな?って思いました。
また、なお君は、バイクを通して、世間の厳しさや仲間の大切さを上手く学んで行ってるなぁって、このHPを拝見してて感じます。
今後、より一層の活躍を期待しております。
いつもながら、良いこと言うよね~まったく。
本当にその通りですよ。
この環境は直人にとって最高のステージですよ。
モトクロス・・・最高。
ながら見たんですが、結果がどうこうよりも2人の最高のバトル!い
いレースしてましたよ~。東北選参戦で次は65対決見せてくださ
い!
時間が経つと、気持ち的に悔しさは少々落ちついたのでしょうか・・・今は反省点ばかりが脳みそに引っかかります。
環君との出会いは、直人にとってものすごいプラスになり、素晴らしい経験を分かち合った戦友のようなものでしょうね!
これからも、このような出会いを親子で大切にしていきたいです。
東北選ですが、キッズスーパーとかからまない時にお金と相談の上ですが、必ず、必勝体制で参加したいです。
その節も、よ・ろ・し・く!
この先、今年のレースで得たものは、絶対に糧になりますよ!!!
そ~言ってもらえると嬉しいです。
来年の走りに大きな影響を与えてもらえれば、直人自身も成長でき、親としても嬉しい限りです。
レースが終わってから時間と共に私の考えもずいぶん変わりました。
親も一緒に学んでいることを実感しています。