練習車エンジン。

レーシングチーム鷹の合宿初日にぶっこわれたエンジン。

私の予想通りの状態でした。
今までで一番クランク＆コンロッドの色がレインボーに輝いていました！

オイルをかけてもコンロッドは動きません！
当然ですが、ケースを割ってクランクＡｓｓｙ交換となりました。
クランクベアリングは、クラッチ側の方に少々ですがガタが有るので、左右とも新品に交換。
その他Ｏリング・シール関係も全て交換。
ピストンの状態を見る限りでは・・少し薄かったか？
念のためですが、この部分もＡｓｓｙで交換しました。
それと、ウォーターャ塔vギヤーが気になったのでこちらも新品交換。

エンジンを降ろしたついでと言ってはいけないのですが・・・・
スイングアームピボット部分のベアリングの状態を確認・・・Ｏ／Ｈで、動きがスムーズになりました！
エンジン周りのフレーム・・・塗装が剥げている部分をワイヤーで掃除・・再塗装しました。

そんな時です・・・あれ～と・・・発見！
フレームから伸びている右シュラウドを止めているステーにクラックが？
それも２カ所です。
アルゴン溶接機で・・・さくっと修理。

以前、ロードレース時代に使って、残っていた樹脂の棒。
この材料で、こんな物を作ってみました！

たいした加工をしたわけではないのですが、純正の物よりは素材がはるかにいい分、保ちが良いと思います。

今回は、マフラーをつや消しの黒に再塗装してみました。
これは、以前から”チャンパーは黒が格好良くない？”と、言っていた直人からのリクエスト。
最近、クラッチ部分をＡｓｓｙで交換しているので、練習車のエンジンもこれでかなりリフレッシュした状態で走ることが出来ます。
６５に乗るのもあと少しですが、この状態で大事に乗らせたいです。
エンジンの組み上げからフレームに乗せるまで・・・今回も黛さんが平日にさくっとやってくれました。
いつも本当にありがとうございます。

今週末はエンジンのならしをしないとね～