花*小紋日記

出張着付師kyoさんの奮闘記

悪夢・・・・

2020-02-21 18:23:00 | 仕事
毎日暖かい日が続いています
今年の桜は開花が早いようで、3月中旬には満開の予想
一方でコロナウィルスの蔓延が心配です
来月は卒業シーズン・・・ウィルスの流行で卒業式が中止にならないように祈るばかりです

さてさて、今朝は非常に悪い寝起きとなってしまいました
ものすごーい悪夢に襲われ・・・冷や汗もんです

髪の長さの短い成人式のお嬢様のお支度
それなのに、無謀にも日本髪を結ってる私・・・
案の定、髪の長さが足りず、やってもやっても上手く仕上げられない
冷や汗たらたら、何とか仕上がってもゴムが見えまくりで、お嬢様から

「このゴム見えちゃうんですか?

との心配の声・・・

「髪飾りで何とか隠すしかない

と、慌てて頭の中で対策を練ってる時に目覚ましのアラーム音

ふぅぅぅぅぅ。夢で良かった
よく、何度電車に乗り換えても目的地に到着できない夢はみるのですが、ヘアが仕上がらない夢は初めて。
かなりの恐怖です

夢の中の話はまんざらない話ではなく、髪の短いお客様の場合は苦戦することが多々あるんです

最近ネットで

「短い髪でも、こんなヘアスタイルができました

と、うたった動画や写真をみかけますが、これは危険

短い髪のお客様が

「私の髪の長さでもできるのね!

と思いがちですが、大間違いです
なぜなら、投稿された写真のお客様とは髪質や実際の長さが異なっているケースがあるからです

短くても毛質が柔らかく、長さが揃っていれば良いのですが、太くて硬い、髪が内巻きになるようにすいてある、内側の襟足が5センチも無いなんて事になると話は変わってきます
そうなると、投稿写真と同じ髪形に仕上がらない場合も十分あり得てしまうんです

美容室あるあるですが・・・

「同じ髪形でお願いします

と芸能人やモデルさんのお写真をもってきても、同じに仕上がらないというのはよくある事ですね

髪の長さが同じでも、髪質や毛量、生え方、骨格が違うと全く同じ仕上がりにするのは難しい場合があります。

ヘアカタログはあくまでも参考程度に

「こんなイメージで・・・」

くらいに考えた方がよいかもしれません

もちろん、先日のブログにも記載しましたが、希望していたのに「編み込みがない」「後れ毛がない」「スタイルがあまりにもかけ離れている」なんて時には遠慮なく、ヘアメイクさんにご相談されても良いと思います


そういえば、友人の嘘のような話
妹ちゃんのお宮参りの時に、3才のお兄ちゃんも一緒にお着物を着せて写真を撮ろうとスタジオに行き、着付け室から戻ってきたら・・・
赤い被布に付け毛でツインテール、お花の髪飾りをつけて仕上がってきた・・・・らしいです

実際に写真を見せてもらうと、そこには間違いなく、可愛い女の子の被布の姿が・・・

「何も言わなかったの~????」

と聞くと・・・

「まっいいかと思って・・・

言ってもいいんですよ~。
それは、完全にスタジオのミス。
確かに色白の可愛らしいいお兄ちゃんでしたが・・・・

という事で、色々なケースがありますが、ヘアメイクさんとしっかり相談をしながら進めてくださいね


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コメント
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