いよいよゴールデンウィークですね
今年のゴールデンウィークは残念ながらstay homeですが、家で出来る事を楽しみましょう
長期休みという事もあり安易に始めた着付け技術ブログですが、予想以上に大掛かりになってしまいました
当初は3回くらいで終わるつもりだったのですが・・・・
友人に指摘されて自分の「凝り性」の性格を思い出しました(笑)
ゴールはまだまだ先ですが、最後まで頑張ります
さてさて、お着物編の続きになります
今回の内容は、裾(すそ) 合わせの次に行う
「襟(えり) 合わせ」
これは、「長襦袢編」でも書かせていただきましたが、
半襟をどのくらい見せるのかイメージしながら着付ける事が大切です
一般的に言われている半襟幅は、
振袖は2-3cm ※着付け技能検定では2-.2.5cmとなっていますが、最近は大きく襟を出す傾向になってきています
留袖・訪問着などは1.5-2cm

ただ、半襟幅は年齢やTPOで多少動きがっても良いと思います
お客様によってお好みが出る部分でもありますので、大きく外れていなければ問題はありません。
半襟が多く出ていると若々しく華やかな印象、半襟が少なめだと控えめで落ち着いた印象になります
叙勲の留袖着付けでは「半襟幅は1cm」と言われる場合もあるようです

着物の襟幅は左右同じになるように、幅と角度を気を付けましょう

襟合わせの時に便利なのが
「コーリンベルト」
これを発明した人はすごい
今では、レンタル着物にも殆ど入っている必須アイテムです。
コーリンベルトを使わなくても着付けに問題はありませんが、比翼や半襟がずれない為には使用したほうが安心ですね
また、大きく動いた時に襟が浮くのも防いでくれます

コーリンベルトについては、次回改めて紹介させていただきたいと思っています
コーリンベルトがない場合は、襟先を長襦袢の伊達締めに挟むことによって胸元が安定します。
ただ、安定感の面ではコーリンベルト有りに比べて少し劣るかもしれませんね
他にも下前と上前の両方のおはしょりを下におろした後に、下前だけ持ち上げて安定させる方法もあるようです

襟合わせが決まったら、コーリンベルトの上に胸紐を締めて背中側に回ります
長襦袢の時と同じ方法で背中のシワを綺麗に伸ばしましょう

背中のシワを伸ばすときは、両手の人差し指を中心の上から入れて外側に引くと綺麗になりますよ

シワを伸ばしたら、帯幅をイメージしながらおはしょりの長さを調整し、コーリンベルトかクリップで抑えておきましょう

次に仕上げたいのがお胸部分になります
お胸部分にシワやたるみがあると、せっかく仕上げた綺麗な襟も台無しになってしまいます
こちらも長襦袢と同じ方法で行います。

ただお着物は長襦袢と違って腰紐を結んだ後の作業なので、下前のお胸を綺麗にする時は上前の下から手を入れて布地を引くようにしましょう

脇や胸部分にシワが多いとスッキリしない仕上がりになってしまいます
できれば、タックをとって余計な部分を中に入れ込むと綺麗な仕上がりになりますよ


ただ、このタックはどんなに動いても、長時間ずっと美しいままかといえば、残念ながら「NO」なんです
大きく動いたり、手を上に思いきり上げたりするとタックは多少崩れてしまいますね
美しい着付けのまま過ごすには、やはりおしとやかな所作は重要です
この時点で、長襦袢の袖付けと着物の袖付けの長さをしっかり揃えておきましょう。
仕上がり時に長襦袢と着物の袖の振りの長さが合わなくなることを防いでくれますよ

前側のおはしょりの長さを調整して、伊達締めを結べばOKです
おはしょりの詳細については、次回の「おはしょり編」に続きます

襟元は、お着物全体の雰囲気を大きく変えてしまうとても重要な部分です
お着物の種類やTPO、お客様の年齢にふさわしい襟合わせを目指しましょう
次回は ~着物 おはしょり編~ の予定です
花*小紋のインスタグラムは → こちら
素敵なお着物姿がいっぱいです

今年のゴールデンウィークは残念ながらstay homeですが、家で出来る事を楽しみましょう

長期休みという事もあり安易に始めた着付け技術ブログですが、予想以上に大掛かりになってしまいました

当初は3回くらいで終わるつもりだったのですが・・・・

友人に指摘されて自分の「凝り性」の性格を思い出しました(笑)
ゴールはまだまだ先ですが、最後まで頑張ります

さてさて、お着物編の続きになります

今回の内容は、裾(すそ) 合わせの次に行う
「襟(えり) 合わせ」

これは、「長襦袢編」でも書かせていただきましたが、
半襟をどのくらい見せるのかイメージしながら着付ける事が大切です

一般的に言われている半襟幅は、



ただ、半襟幅は年齢やTPOで多少動きがっても良いと思います

お客様によってお好みが出る部分でもありますので、大きく外れていなければ問題はありません。
半襟が多く出ていると若々しく華やかな印象、半襟が少なめだと控えめで落ち着いた印象になります

叙勲の留袖着付けでは「半襟幅は1cm」と言われる場合もあるようです


着物の襟幅は左右同じになるように、幅と角度を気を付けましょう


襟合わせの時に便利なのが

これを発明した人はすごい

今では、レンタル着物にも殆ど入っている必須アイテムです。
コーリンベルトを使わなくても着付けに問題はありませんが、比翼や半襟がずれない為には使用したほうが安心ですね

また、大きく動いた時に襟が浮くのも防いでくれます


コーリンベルトについては、次回改めて紹介させていただきたいと思っています

コーリンベルトがない場合は、襟先を長襦袢の伊達締めに挟むことによって胸元が安定します。
ただ、安定感の面ではコーリンベルト有りに比べて少し劣るかもしれませんね

他にも下前と上前の両方のおはしょりを下におろした後に、下前だけ持ち上げて安定させる方法もあるようです


襟合わせが決まったら、コーリンベルトの上に胸紐を締めて背中側に回ります

長襦袢の時と同じ方法で背中のシワを綺麗に伸ばしましょう


背中のシワを伸ばすときは、両手の人差し指を中心の上から入れて外側に引くと綺麗になりますよ


シワを伸ばしたら、帯幅をイメージしながらおはしょりの長さを調整し、コーリンベルトかクリップで抑えておきましょう


次に仕上げたいのがお胸部分になります

お胸部分にシワやたるみがあると、せっかく仕上げた綺麗な襟も台無しになってしまいます

こちらも長襦袢と同じ方法で行います。

ただお着物は長襦袢と違って腰紐を結んだ後の作業なので、下前のお胸を綺麗にする時は上前の下から手を入れて布地を引くようにしましょう


脇や胸部分にシワが多いとスッキリしない仕上がりになってしまいます

できれば、タックをとって余計な部分を中に入れ込むと綺麗な仕上がりになりますよ



ただ、このタックはどんなに動いても、長時間ずっと美しいままかといえば、残念ながら「NO」なんです

大きく動いたり、手を上に思いきり上げたりするとタックは多少崩れてしまいますね

美しい着付けのまま過ごすには、やはりおしとやかな所作は重要です

この時点で、長襦袢の袖付けと着物の袖付けの長さをしっかり揃えておきましょう。
仕上がり時に長襦袢と着物の袖の振りの長さが合わなくなることを防いでくれますよ


前側のおはしょりの長さを調整して、伊達締めを結べばOKです

おはしょりの詳細については、次回の「おはしょり編」に続きます


襟元は、お着物全体の雰囲気を大きく変えてしまうとても重要な部分です

お着物の種類やTPO、お客様の年齢にふさわしい襟合わせを目指しましょう

次回は ~着物 おはしょり編~ の予定です

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