お久しブログです
2月も終わってしまうので、慌てて投稿
月に1回は更新しないと・・・・(自分に課してる課題なもので・・・)
2月はオフシーズンの業界が多いですね
出張着付けも同じく、出張のお仕事は落ち着いた状況となっております。
とはいえ、来月には卒業シーズンの超多忙な月を迎えるため、毎日打ち合わせと資料作りで大忙し
オフシーズンとはいえ、結婚式やお宮参りのお客様、そしてスタジオのお仕事は変わらずに続いています・・・
せっかくのオフシーズンなので、資料作りの合間にガタがきている体の検査に行っています
度々炎症を起こす親知らずやら、PCの使い過ぎによる目の不調、昨年の怪我から発症した50肩(笑)・・・などなど
年とともに不調箇所続出です
病院通いは大変ですが、仕事を続けていく上で健康第一ですね
さてさて、先日お仕事での事
リピーター様のご訪問でしたが、お着物が毎回アンティークで揃えられています。
それも最近では珍しい留袖の本襲
※本襲とは・・昔の礼装用のお着物で、着物と長襦袢の間にもう1枚白い着物を着る形のもの。
現在では留袖は比翼仕立てと言って、白い着物を着る代わりに着物の襟に比翼という白い半襟のようなものがすでに付いている状況になっています。
前回ご訪問したこともあり、本襲着付けについては、事前にいつもお仕事でお世話になっている着付け師さんに伝授していただいたおかげで問題なく対応できました
ところが問題は帯
着物と同じくアンティークの物。
アンティーク帯の特徴は短くて、硬い
そして、その中で一番困るのが「逆さ柄」といって、お太鼓結びにした時に柄が逆さ向きになってしまう帯
今回はまさにそのタイプ
普通に結ぶと鳳凰が下に向かって飛んでしまうんです
さらに、今回は妊婦様という事もあり、お腹周りに帯が取られてしまい、短い帯がさらに短くなってしまう状況
しか~し・・・逆さ柄については以前しっかり勉強していたのと、妊婦様のお着付けは日頃から経験積みなのもあり、通常帯よりはかなり苦戦しましたが、無事に仕上げることができました
大汗はかきましたが問題なく仕上げることが出来てホッと一安心
そして同じ日、いつもご訪問しているスタジオ様で、7才お嬢様のお母様から
「長く垂れる帯にして欲しいんです」
とのご要望がありました。
いわゆる祇園の舞妓さんが結んでいるような、だらりと垂れる「舞妓帯」ですね
昨年、美容室でお着付けしてお参りに行った時のお写真を見せていただいたのですが・・・・
お太鼓結びをそのままおろしたような摩訶不思議な形
お母様も
「なんかイメージと違ったんですよね~」
となると・・・お母様のイメージに近づけるのみ
私も舞妓帯は結んだ事はありませんが、頭の中のイメージを元に、再現すべく持っている知識をベースに結んでみると・・・
「そうそう、その帯の感じです」
と、とても喜んでいただけました
今回のように通常とは違うご依頼がありますが、何とかクリアできているのは、今までの経験と勉強が土台になっているからかもしれません
「知識や経験」が増えると、間違いなく「出来ない事」が減っていくのがわかります
技術というのは日々の積み重ねなのだと、改めて感じました
時々、ヘア講習をさせていただいているのですが、
「技術の引き出しを増やしましょう」
という言葉をよく使わさせていただいています。
どんな些細な技術や経験であっても、小さな引き出しを積み重ねる事で、困った時にその引き出しによって助けられることがあるんです
着付けもヘアも、技術と経験を地道に積み重ねることがキャリアになっていくのだと感じました
まだまだこれからも、引き出しを積み重ねていくよう頑張りまっす
本日のお写真は、姉妹様のご結婚式に出席されるお嬢様達です
何度もご訪問させているお客様で、とても楽しくお支度させていただきました
お着物の色がそれぞれの着物を引き立てていて、並んでもとても美しいお姿でした
2月も終わってしまうので、慌てて投稿
月に1回は更新しないと・・・・(自分に課してる課題なもので・・・)
2月はオフシーズンの業界が多いですね
出張着付けも同じく、出張のお仕事は落ち着いた状況となっております。
とはいえ、来月には卒業シーズンの超多忙な月を迎えるため、毎日打ち合わせと資料作りで大忙し
オフシーズンとはいえ、結婚式やお宮参りのお客様、そしてスタジオのお仕事は変わらずに続いています・・・
せっかくのオフシーズンなので、資料作りの合間にガタがきている体の検査に行っています
度々炎症を起こす親知らずやら、PCの使い過ぎによる目の不調、昨年の怪我から発症した50肩(笑)・・・などなど
年とともに不調箇所続出です
病院通いは大変ですが、仕事を続けていく上で健康第一ですね
さてさて、先日お仕事での事
リピーター様のご訪問でしたが、お着物が毎回アンティークで揃えられています。
それも最近では珍しい留袖の本襲
※本襲とは・・昔の礼装用のお着物で、着物と長襦袢の間にもう1枚白い着物を着る形のもの。
現在では留袖は比翼仕立てと言って、白い着物を着る代わりに着物の襟に比翼という白い半襟のようなものがすでに付いている状況になっています。
前回ご訪問したこともあり、本襲着付けについては、事前にいつもお仕事でお世話になっている着付け師さんに伝授していただいたおかげで問題なく対応できました
ところが問題は帯
着物と同じくアンティークの物。
アンティーク帯の特徴は短くて、硬い
そして、その中で一番困るのが「逆さ柄」といって、お太鼓結びにした時に柄が逆さ向きになってしまう帯
今回はまさにそのタイプ
普通に結ぶと鳳凰が下に向かって飛んでしまうんです
さらに、今回は妊婦様という事もあり、お腹周りに帯が取られてしまい、短い帯がさらに短くなってしまう状況
しか~し・・・逆さ柄については以前しっかり勉強していたのと、妊婦様のお着付けは日頃から経験積みなのもあり、通常帯よりはかなり苦戦しましたが、無事に仕上げることができました
大汗はかきましたが問題なく仕上げることが出来てホッと一安心
そして同じ日、いつもご訪問しているスタジオ様で、7才お嬢様のお母様から
「長く垂れる帯にして欲しいんです」
とのご要望がありました。
いわゆる祇園の舞妓さんが結んでいるような、だらりと垂れる「舞妓帯」ですね
昨年、美容室でお着付けしてお参りに行った時のお写真を見せていただいたのですが・・・・
お太鼓結びをそのままおろしたような摩訶不思議な形
お母様も
「なんかイメージと違ったんですよね~」
となると・・・お母様のイメージに近づけるのみ
私も舞妓帯は結んだ事はありませんが、頭の中のイメージを元に、再現すべく持っている知識をベースに結んでみると・・・
「そうそう、その帯の感じです」
と、とても喜んでいただけました
今回のように通常とは違うご依頼がありますが、何とかクリアできているのは、今までの経験と勉強が土台になっているからかもしれません
「知識や経験」が増えると、間違いなく「出来ない事」が減っていくのがわかります
技術というのは日々の積み重ねなのだと、改めて感じました
時々、ヘア講習をさせていただいているのですが、
「技術の引き出しを増やしましょう」
という言葉をよく使わさせていただいています。
どんな些細な技術や経験であっても、小さな引き出しを積み重ねる事で、困った時にその引き出しによって助けられることがあるんです
着付けもヘアも、技術と経験を地道に積み重ねることがキャリアになっていくのだと感じました
まだまだこれからも、引き出しを積み重ねていくよう頑張りまっす
本日のお写真は、姉妹様のご結婚式に出席されるお嬢様達です
何度もご訪問させているお客様で、とても楽しくお支度させていただきました
お着物の色がそれぞれの着物を引き立てていて、並んでもとても美しいお姿でした