長い長~い梅雨が、ようやく明けそうですね
蒸し暑いのは苦手ですが、それでもやっぱり太陽が出るのは嬉しいです
幼稚園や学校は皆、夏休みに入りました
お仕事先のスタジオでは連日、お休みの子供たちで大賑わい
毎日、元気な子供達のお支度でパワーをもらっています
7月の初旬には、スタジオ様からのご依頼でスタッフさん向けに「着付け講習」を開催させていただきました
昨年も「簡単ヘア講習」を開催させていただきましたが、今回は着付けバージョン。
ただ、短時間で着付け技術を習得するのはなかなかハードルが高い
数年前にも「着付け講習」を開催したことがあったのですが、「何となく着付けとはこういうもの」という感じで終わってしまった事があり・・
実際、スタッフさんは撮影やアシスタントの仕事が忙しく、着付けをする機会はないので、今回の目的は「着付けの習得」ではなく、「着付けの修正」
花*小紋で受けたお客様については、撮影に立ち会っているので、途中着くずれが起きてもすぐに修正させて頂くので大丈夫なのですが・・・
問題なのは、外で着付けてから来店されるお客様、そして、その場でお母様や祖母様が着付けるお客様です
スタジオに到着した時点でグズグズ大乱れ、ご家族の慣れないお着付けで小物の装着場所が違うなんてことも・・・
お客様がスタジオに着付けをご依頼された時にしか、うちはご訪問していないので、そういう時はスタジオのスタッフさんが修正するしかありません
撮影の仕上がりを考えると、「着付けの知識がないからお直しできません」と言う訳にもいかないですね
そこで、今回は
「どんなに乱れた着付けも、撮影の間だけなんとか見栄えがよくなるような修正方法」
をテーマに教えさせていただく方向になりました
講習会の様子 ⇒ こちら
今回の講習スケジュール
①3才被布着付けデモストレーション、クリップによる裾の調整方法 20分
②5才、7才着付けデモストレーション 30分
③5才と7才の着崩れや乱れの修正ポイント説明 10分
④クイズ形式による着くずれ修正練習 40分 (待機時間にヘアアイロン練習)
⑤お宮参りの祝着の着せ方 20分
①②のデモストレーションでは3才、5才、7才の着付けの流れを見せ、③で着くずれ易いポイント説明
やはり、大事なのは着付けの構造を知る事です
着付けが出来なくても、「着物ってこう着せてあるんだ」と理解することで、どこを直せばよいかがわかりやすくなります
合わせて、腰上げをされている3才さんのお着物で裾が長い場合、クリップでの調整方法についても指導させていただきました。
撮影は立ち座りも多い上、3才さんは動きも激しいので腰ひもで調整するよりもクリップでの調整が断然楽で早い
スタジオでは、撮影中だけ着くずれなければよいので、クリップ留めで十分です
その後は事前に綺麗に着せてある写真をスタッフさんに資料として渡して、着崩れポイントと直し方を各自メモを取ってもらう事に・・・
見ているだけではなかなか頭に入らない事も、自分で理解して書く事でより頭にインプットされるんですね
ここまでは、よくある講習会。
今回の目玉はここからになります
理解度チェック~~~~
スタッフさん全員、隣の部屋に移ってもらい、ボディに着付けた着物をあちこち崩しちゃいます
子供たちが大暴れした後のような、ボロボロの状態・・・
7才⇒箱せこが飛び出し、扇子は違うところにささり、帯締めは外れ、帯揚げは垂れさがり、長襦袢の袖が出まくり・・・・
5才⇒襟が大きく開き、袴が下にずり落ち、袴紐の十文字がほどけ・・・・
「あら~かなり、暴れちゃいましたね~」という状況を意図的に作り上げ、スタッフさんを1人づつ呼んでに直してもらいました。
ここでのポイントは「1人で直す」という事
大勢で直すと「わからなくても誰かが直してくれる」という甘~い気持ちが出てしまうので、1人で考えて1人で修正
撮影現場でアシスタントは1人ですからね~
隣りの部屋で待機しているスタッフさんには、ヘアアイロンで髪の巻き方を練習してもらいました
1人でやると周りに頼る事もできず、自分で正解を見つけ出そうと集中力も増してものすごく良かったです
どの位、直せるかな~とワクワクしながら見ていると・・・
さすが、日頃から七五三撮影をしているだけあって、皆さんテキパキとお直しができていて、とても優秀でした~
最後は、お宮参りの祝着をお母様につける方法をお伝えして終了~。
皆さん、とても真剣に取り組んでいただき、大変有意義な講習となりました
若いスタッフさん達なので、この経験が、これからの仕事に十分活かされると思います
私自身もとても楽しい講習をさせていただき、ありがとうございました
蒸し暑いのは苦手ですが、それでもやっぱり太陽が出るのは嬉しいです
幼稚園や学校は皆、夏休みに入りました
お仕事先のスタジオでは連日、お休みの子供たちで大賑わい
毎日、元気な子供達のお支度でパワーをもらっています
7月の初旬には、スタジオ様からのご依頼でスタッフさん向けに「着付け講習」を開催させていただきました
昨年も「簡単ヘア講習」を開催させていただきましたが、今回は着付けバージョン。
ただ、短時間で着付け技術を習得するのはなかなかハードルが高い
数年前にも「着付け講習」を開催したことがあったのですが、「何となく着付けとはこういうもの」という感じで終わってしまった事があり・・
実際、スタッフさんは撮影やアシスタントの仕事が忙しく、着付けをする機会はないので、今回の目的は「着付けの習得」ではなく、「着付けの修正」
花*小紋で受けたお客様については、撮影に立ち会っているので、途中着くずれが起きてもすぐに修正させて頂くので大丈夫なのですが・・・
問題なのは、外で着付けてから来店されるお客様、そして、その場でお母様や祖母様が着付けるお客様です
スタジオに到着した時点でグズグズ大乱れ、ご家族の慣れないお着付けで小物の装着場所が違うなんてことも・・・
お客様がスタジオに着付けをご依頼された時にしか、うちはご訪問していないので、そういう時はスタジオのスタッフさんが修正するしかありません
撮影の仕上がりを考えると、「着付けの知識がないからお直しできません」と言う訳にもいかないですね
そこで、今回は
「どんなに乱れた着付けも、撮影の間だけなんとか見栄えがよくなるような修正方法」
をテーマに教えさせていただく方向になりました
講習会の様子 ⇒ こちら
今回の講習スケジュール
①3才被布着付けデモストレーション、クリップによる裾の調整方法 20分
②5才、7才着付けデモストレーション 30分
③5才と7才の着崩れや乱れの修正ポイント説明 10分
④クイズ形式による着くずれ修正練習 40分 (待機時間にヘアアイロン練習)
⑤お宮参りの祝着の着せ方 20分
①②のデモストレーションでは3才、5才、7才の着付けの流れを見せ、③で着くずれ易いポイント説明
やはり、大事なのは着付けの構造を知る事です
着付けが出来なくても、「着物ってこう着せてあるんだ」と理解することで、どこを直せばよいかがわかりやすくなります
合わせて、腰上げをされている3才さんのお着物で裾が長い場合、クリップでの調整方法についても指導させていただきました。
撮影は立ち座りも多い上、3才さんは動きも激しいので腰ひもで調整するよりもクリップでの調整が断然楽で早い
スタジオでは、撮影中だけ着くずれなければよいので、クリップ留めで十分です
その後は事前に綺麗に着せてある写真をスタッフさんに資料として渡して、着崩れポイントと直し方を各自メモを取ってもらう事に・・・
見ているだけではなかなか頭に入らない事も、自分で理解して書く事でより頭にインプットされるんですね
ここまでは、よくある講習会。
今回の目玉はここからになります
理解度チェック~~~~
スタッフさん全員、隣の部屋に移ってもらい、ボディに着付けた着物をあちこち崩しちゃいます
子供たちが大暴れした後のような、ボロボロの状態・・・
7才⇒箱せこが飛び出し、扇子は違うところにささり、帯締めは外れ、帯揚げは垂れさがり、長襦袢の袖が出まくり・・・・
5才⇒襟が大きく開き、袴が下にずり落ち、袴紐の十文字がほどけ・・・・
「あら~かなり、暴れちゃいましたね~」という状況を意図的に作り上げ、スタッフさんを1人づつ呼んでに直してもらいました。
ここでのポイントは「1人で直す」という事
大勢で直すと「わからなくても誰かが直してくれる」という甘~い気持ちが出てしまうので、1人で考えて1人で修正
撮影現場でアシスタントは1人ですからね~
隣りの部屋で待機しているスタッフさんには、ヘアアイロンで髪の巻き方を練習してもらいました
1人でやると周りに頼る事もできず、自分で正解を見つけ出そうと集中力も増してものすごく良かったです
どの位、直せるかな~とワクワクしながら見ていると・・・
さすが、日頃から七五三撮影をしているだけあって、皆さんテキパキとお直しができていて、とても優秀でした~
最後は、お宮参りの祝着をお母様につける方法をお伝えして終了~。
皆さん、とても真剣に取り組んでいただき、大変有意義な講習となりました
若いスタッフさん達なので、この経験が、これからの仕事に十分活かされると思います
私自身もとても楽しい講習をさせていただき、ありがとうございました