プロ家庭菜園家のやさい畑日記 ~相模原 清水農園~

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ヤ―コンの貯蔵

2012年12月01日 | 畑の出来事。。

霜の降りる季節になりました。
畑では、夏に元気な野菜は一息に枯れて、冬に元気な野菜が大きく成長します。
上の写真は霜にあたったヤ―コンの花です。キク科のヤ―コンは秋に小さなひまわりのような花を咲かせます。


ヤ―コンは土の中にサツマイモのような根塊を作ります。
根塊は地表近くに作られるので、霜にあたると傷んでしまいます。
だから、上の写真のように土に溝を掘り、根塊を埋めて、藁をかぶせ、その上に土を盛って、春まで貯蔵します。

冬の新ジャガができました。

2012年12月01日 | 畑の出来事。。


筆者の住んでいる関東地方では、じゃが芋を年に2回作ることができます。
3月ごろに植える春植えのじゃが芋と、8月下旬に植える夏植えのじゃが芋です。

春植えのじゃが芋は、6~7月の収穫となり、半日天日に干して倉庫で貯蔵します。
それですので、地場野菜の新ジャガをお求めの場合は、関東地方の場合、6~7月の新じゃがいもが特においしいと思います。

夏植えのじゃが芋は11月下旬から3月くらいまで新ジャガが食べられます。
寒い季節で、じゃが芋は土の中で休眠しますので、新ジャガの状態が長く保たれるからです。
掘りたてのじゃが芋は瑞々しくて、ふかしてそのままいただくだけでも、贅沢なごちそうになります。