オーストラリア ヒロシのリタイヤ日記

1994年からメルボルン在住のヒロシです。留学後に現地で就職、国際結婚、2020年、55歳からリタイヤ生活。

日本の実家の行く末は

2024年09月27日 19時00分04秒 | 日本社会

今日は自宅から1時間ちょっとの所にある、かなり田舎の街にお住まいの友人家族の家へ、僕と妻と息子の3人で行って来ました。友人家族は日本人のご夫婦と息子さんで年も僕の家族とほぼ同じで、、、子供が5歳くらいの時から、親戚のような関係です。

まず、そこから20分くらいの場所へドライブして、鉄道の廃線跡のハイキングコースを7キロほどウオーキングしてから、昼食。僕らはお握りとバナナで、友人家族はサンドイッチでした。

(見出し画像は、ウオーキング途中で見つけたエキドナ、日本語名はハリモグラと言われる有袋類の動物です。)

その後は、友人宅へ戻ってから、コーヒータイム。6人でお喋りをしながら楽しい午後を過ごしました。友人のAさんの実家は宮城で、奥さんは香川県。ですから、日本に里帰りをされる時は、宮城と香川の2カ所へ行きますから、交通費だけでもバカにならないそうです。

Aさんの親は既に他界されて、現在実家を数百万円で売りに出しているそうですが、、、築50年近いこともあって、なかなか買い手が見つかないそうです。しかも仙台の中心から南へ30分くらい行った所で、あまり発展していない地区だそうです。

妹さん家族がお葬式代を払ったそうですから、、、家を売った代金でお葬式代くらいにはなって欲しいそうです。

幸い僕の両親は80代で、今の所は元気ですが、歳も歳ですから、、、いつか他界していなくなった後、現在2人で住んでいる家は、いずれ空き家になります。

両親の住んでいる所は岐阜県の地方都市の近くにある田んぼに囲まれた小さな町ですし、築50年の古い家の他に、田んぼもありますから、、、家を買ってくれる人が見つかるとは思えません。

田舎に家を買う人は、この地域に生まれ育って都会に出られなかった人だけで、わざわざ都会からこの地域に移住してくる人なんて殆どいないと思います。

建物を取り壊すのはお金がかかるし、更地にすると固定資産税と都市計画税が数倍に跳ね上がってしまうようです。

更地にした所で、買い手が見つかるのかは疑問ですから、、、やはり建物は空き家のままで、0円でもいいから貰ってくれる人を探す方が得策なのかもしれません。

オーストラリアでは空き家は多いのかな?と思われた皆さんも多いのではないでしょうか。オーストラリアでは、、、空き家は殆どないと言っても過言ではないです。移民の国で人口が増えていますし、更地でも建物があっても、固定資産税は同じで都市計画税はないです。建物があった方が土地は有効利用出来ますし、こちらでは中古住宅の売買は非常に盛んで、売買される不動産の大部分は中古住宅です。

新築の家を建てるのは都心から離れて地価の比較的安い新興住宅地の場合が多く、大金持ち達が住む都心近くの豪邸は殆どが中古住宅です。日本では新しい建物程良いという人が多いと思いますが、こちらでは古い建物を大切に使う方が良い、カッコイイと思う人が多いです。

僕は日本で生まれ育ったからか、古い家よりも窓が大きくて近代的(モダン)な家に住みたいと思います。今住んでいる家は中途半端に古いのですが、、、窓から見える景色が良いので、満足しています。欲を言えばキリがありませんし。

ということで、、、今日は家のお話しでした。

それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。

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