風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽書き雑記「不正審査問題から再出発3年目の『改組新 第3回日展』東海展を見てきました」

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 名古屋の愛知県美術館で開催中(2月12日まで)の「改組新 第3回日展」の東海展を見てきました。不正審査問題を機に生まれ変わって3年。具体的にどう変わったかを知るだけの目は持ち合わせていませんが、奥田小由女理事長が挨拶の中で述べている言葉「明るさを取り戻しての開催」が納得できる印象でした。

東海展に展示されているのは、地元の作家を中心に日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の5部門計約600点。全入選者の4分の1ほどですが、作品の多様化や若々しさを感じ、改組が作品にも表れてきているように思いました。

作品とは別に、入選者の作品解説や授賞理由などが事細かに掲載するなど充実した日展ホームページ。毎日行われている作家たちのトーク。日展と鑑賞者の距離を縮める努力も、進められているようです。
会場に出かけたのは土曜日の午後1時ごろ。僕は平日鑑賞がほとんどなので例年と比較することはできませんが、客の多さに驚きました。

全体的な応募点数の減少傾向にある中で、日本画部門は今回増加に転じたようです。新日展のこれからが楽しみです。




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