風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽書き雑記「卒展シーズン幕開け=あいち造形デザイン専門学校高等課程卒業制作秀作品展」

 

 

卒展の幕開けです。
名古屋市民ギャラリー矢田(地下鉄ナゴヤドーム前矢田)では、あいち造形デザイン専門学校の高等課程卒業制作秀作品展と生徒会が主催する1・2年生の作品展が行われています。3年生の高等課程卒業制作秀作品を中心に拝見してきました。16日まで。

のっけから恐縮ですが、「造形デザインとは何か」をきちんと理解しているわけではありません。そこで、僕なりに「人間の暮らしや文化、環境などをより良くする力を身に付けるために感性と創造性を磨き、養い、それを表現する技能・技術を習得する」といったぐらいに考えて作品を見て回りました。

人形が並んでいます。新聞紙や広告チラシ、布、毛糸などで造られています。「これは作者が自分の内面を表現したものです」と作品を前に説明してくださった先生。なるほど、理解できました。迷いを感じているだろう姿、思い詰めている表情、自分を何とか飛躍させようとの意思を感じる作品・・・。

自画像もあります。じっくり自分の顔と向き合い、今の自分を描き切る。そこには、自分だけの人生観も込められているのでしょう。「自画像描きは、表現者としての能力を養うには欠かせません」と聞きました。
実は、僕は自画像を描いたことはありません。生徒たちが描いた自画像は生涯の宝物でしょう。

豊かな色相で表現したデザインや絵本、菓子のパッケージの図案なども並んでいます。卒業後の進路は芸術系大学への進学や就職などさまざまですが、身に着けた感性と創造性は生かして欲しいものです。




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