錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

今頃なんだけど・・・

2021年08月21日 | その他の生き物
でんでん むしむし かたつむり
皆さんが一度は耳にしたであろう童謡『かたつむり』の一節。
そのカタツムリを漢字で書くと“蝸牛”とか“舞舞蝸”なんて書くんだけど、“蝸”の一文字でもカタツムリと読むんですよ。
そして、ここからが大事ね。
カタツムリってナメクジとかと同じで、水中に住む貝の仲間が陸に上がったものですが何分にも移動能力に欠ける。
おまけに陸に適応し過ぎて水には入れいず、川や海を渡ることが苦手ときたものだから特定の地域に隔離(陸封)されると独特の進化を遂げるんだなぁ。
だから!
羽を持たない(例外はある)オサムシと同様にカタツムリは、その隔離された地域で種や亜種へと移行するので非常に面白い。
だから、このブログの管理人であるCherryは渡航先で必ずカタツムリことマイマイを採集し標本として残しているってわけなんですよぉ。
そんでもって、今頃なのですが・・・・


先の沖永良部でGETしたマイマイ類の身抜きをし、十分に乾燥させててから標本として整理してるんですよね。
ちなみに上段左二つがオキノエラブヤマタカマイマイ(オキナワヤマタカマイマイ亜種)で右端がオキノエラブシュリマイマイ(エラブシュリマイマイ)。
そして中段の左からエラブマイマイ、中央と右がオキノエラブシュリマイマイ。
で、最後に下段の左からオキノエラブキセルガイ・ウスチャイロキセルガイモドキ・キカイキセルガイモドキ・ベッコウマイマイときて最後に再びキカイキセルガイモドキ。
ただ今回はオキナワヤマタカマイマイの亜種であるオキノエラブヤマタカマイマイの数に関しては過ぎた感じが否めないけど・・・・ 
今後は慎みますといういうこで、ご勘弁。
しっかし、昔より『二兎を追う者は一兎をも得ず』なんて言うけど、このCherryの場合は二兎を追いながら四~五兎を得てるのかもしれない。

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