![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/60/1149db938622c9f07d4d4d771ddf280f.jpg)
なーんて事は、虫屋さんじゃなくても大抵の方が知ってる話。
そして、これらは養蚕のカイコと国内に生息するクワコが容易に交雑する事からも分かります。
ちなみに上画像の左がカイコで右がクワコです。
しかーし、その交雑個体を実際に見たことありますぅ?
知識として知ってはいても、それを実際に見たことがある人なんて、そんなにいないと思うんですよね。
と、言うか・・・
この件に関しては微粒子病の関係で、つい最近まで勝手な交配や交雑は蚕糸業法で禁止されていたのも要因の一つかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/3a/73a8889fab42bb1a83d571525b838364.jpg)
もちろん、それらの飼育する上では万全の注意と配慮が必要ですけどね。
そして、上手く羽化したカイコの♀をクワコの♂が入った吹き流しに投入。
別に吹き流しじゃなくてもカイコの交配ように箱でも良いんじゃね?
なんて事を考えられた貴方、あま~~~~~~~~~い!
カイコは飛ばないけど、先祖型のクワコはブンブンと飛び回るのだ。
そうやって交配させて羽化させたものが、このカイコとクワコのハイブリット。
ん・・・
最初は双方の特徴が半々くらいで現れるのかなぁ?
なんて予想していたんだけど、どちらかと言えばクワコ寄りでした。
やっぱクワコの方が遺伝的には優生に働くんでしょうね。
とは言え、何となくカイコの特徴って言うか色合いも備えてはいるんですけど・・・ 微妙。