私は環境経済学者である一橋大学の寺西俊一先生による経済学部による公開講座として、私の様な一般の市民の人にも門戸が開かれている、福島の原発の被害の現状から、日本の農山村の活性化とこれからの日本社会を考えるというシンポジウムに参加してきました。
私が大学時代に受けた、ちょっと退屈な授業とはだいぶ違い、いろいろな方達の講演は、本当に示唆深く勉強になり、行って本当に良かったと思いました。
内容は映画上映「奪われた村。避難5年目の飯館村民。」
監督の豊田直巳さんの講演。
シンポジウム。
「農業、農山村の価値と日本社会再生への展望。」
栗田和則さん。
山里の暮らし25年の取り組み。
その後に7者の方による講演や質疑応答もあり、一橋大学の農業サークルの方の話や、日本の農山村の価値を考える、イギリスの集約型の農業の是非について、オーストリアの小さな農業について、などの内容です。
私も質問して大学でこういう勉強をしてきて、自分なりに実践してきた山梨移住や有機農業や自然エネルギーのことを簡単に紹介して、今後の農山村での自然エネルギーによる活性化の可能性について聞いて、もし会を盛り上げられたなら嬉しいです。
この講座は地味なタイトルとは裏腹に本当に楽しく勉強になり、また行きたいなと思いました。